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リフォーム会社の集客アイデア18選!オンライン・オフライン別の成功法則を解説
公開日:2025/10/02
最終更新日:2025/10/02
こんにちは。工務店、リフォーム会社に特化したホームページ制作・ホームページ集客支援のゴッタライドです。
近年、「これまでのやり方では、なかなか新規顧客が増えない」と感じているリフォーム会社の経営者様は多いのではないでしょうか。時代の変化とともに、顧客が情報を得る手段や価値観は大きく変わり、それに合わせた集客戦略が不可欠になっています。しかし、具体的に何から手をつければ良いのか、悩んでしまうことも少なくありません。
本記事では、リフォーム会社が今取り組むべき集客アイデアを、オンラインとオフラインの両面から合計18個、具体的にご紹介します。さらに、集客を成功させるために押さえておきたい重要なポイントも解説しますので、ぜひ貴社の売上向上にお役立てください。
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リフォーム業界の集客が難しくなっている理由
まず、なぜ今リフォーム会社の集客が難しくなっているのでしょうか。その背景には、大きく分けて3つの理由が考えられます。
競合の増加と多様化
リフォーム市場は、異業種からの新規参入が相次ぎ、競争が激化しています。大手ハウスメーカーや家電量販店、ホームセンターなどもリフォーム事業に力を入れており、地域密着型の工務店だけでなく、多様なプレイヤーと顧客を奪い合う構図になっています。それぞれの企業が独自の強みを打ち出す中で、自社の魅力を伝えきれなければ、価格競争に巻き込まれてしまう恐れがあります。
顧客の情報収集方法の変化
かつてはチラシや訪問営業が主な情報源でしたが、現在ではインターネットで情報を収集するのが当たり前になりました。特に、リフォームを検討する中心層である50代以上のデジタル活用率も年々高まっています。顧客は会社のホームページやSNS、口コミサイトなどを比較検討し、信頼できる会社をじっくりと選びます。そのため、オンライン上での情報発信ができていない会社は、顧客の選択肢にすら入らない可能性があるのです。
従来の集客手法の効果減少
新聞購読者の減少により、折り込みチラシの効果は以前よりも限定的になっています。また、訪問営業や電話営業は、共働きの増加や防犯意識の高まりから、顧客と接点を持つこと自体が難しくなっています。これらの伝統的な手法が全く無効になったわけではありませんが、それだけに頼った集客では、安定した成果を上げ続けることが困難になっているのが現状です。
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【オンライン編】リフォーム会社のWeb集客アイデア11選
顧客の情報収集の主戦場がWebである今、オンラインでの集客は避けて通れません。ここでは、明日からでも始められるWeb集客のアイデアを11個紹介します。
Web集客手法 |
主なターゲット層 |
特徴 |
SEO対策 |
潜在層~顕在層 |
広告費不要で継続的な集客が可能。効果が出るまで時間がかかる。 |
MEO対策 |
顕在層 |
地域密着型ビジネスに最適。Googleマップ経由での来店・問い合わせを促進。 |
リスティング広告 |
顕在層 |
短期間で成果が出やすい。ニーズが明確な顧客に直接アプローチ可能。 |
ディスプレイ広告 |
潜在層 |
Webサイトの広告枠に表示。潜在的なニーズを掘り起こし、認知度を高める。 |
|
潜在層 |
施工事例などの写真や動画で視覚的にアピール。ファンを育成しやすい。 |
|
潜在層~顕在層 |
実名登録制でターゲティング精度が高い。比較的高年齢層のユーザーにも届く。 |
X(旧Twitter) |
潜在層 |
リアルタイム性と拡散力が高い。キャンペーンやイベント告知に向いている。 |
YouTube |
潜在層 |
施工の様子やルームツアー、スタッフの人柄などを動画で伝え、信頼性を高める。 |
LINE公式アカウント |
既存顧客・見込み顧客 |
1対1のコミュニケーションで関係性を構築。リピートや紹介に繋げやすい。 |
ポータルサイト |
顕在層 |
複数のリフォーム会社を比較検討しているユーザーに効率的にアプローチできる。 |
オンライン相談会 |
顕在層 |
場所を問わず相談可能で、遠方の顧客も獲得できる。移動コストの削減にもなる。 |
ホームページのSEO対策で安定した流入を獲得する
ホームページは、会社の顔となる重要なツールです。そして、SEO(検索エンジン最適化)対策を行うことで、「地域名+リフォーム」などのキーワードで検索された際に、自社のサイトを上位に表示させることができます。広告費をかけずに、リフォームに関心のある潜在顧客を継続的に集めることができるため、中長期的な資産となります。
【関連記事】SEOに強いホームページ制作のやり方とは?
MEO対策で地域からの問い合わせを増やす
MEO(マップエンジン最適化)とは、Googleマップうえでの検索結果で自社を上位表示させる対策です。「近くのリフォーム会社」と検索したユーザーに対して効果的にアプローチできるため、地域密着型のビジネスと非常に相性が良い手法です。Googleビジネスプロフィールに登録し、情報や口コミを充実させることから始めましょう。
リスティング広告で今すぐ客にアプローチする
リスティング広告は、検索結果の上位に表示されるクリック課金型の広告です。特定のキーワードで検索している、リフォームのニーズが明確な「今すぐ客」に直接アプローチできるため、短期間で問い合わせを獲得したい場合に有効です。少ない予算からでも始められ、効果測定がしやすい点もメリットです。
【関連記事】工務店、リフォーム会社の上手なリスティング広告運用方法
ディスプレイ広告で潜在層に認知を広げる
ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリの広告枠に表示される画像や動画の広告です。まだ具体的にリフォームを考えていない潜在層に対して、自社の名前や施工事例などを広く知らせることができます。一度自社サイトを訪れたユーザーを追跡して広告を表示する「リターゲティング」も効果的です。
Instagramで施工事例の魅力を伝える
写真や動画がメインのInstagramは、リフォームのビフォーアフターやデザイン性の高い施工事例を紹介するのに最適なSNSです。ハッシュタグ「#リノベーション」や「#キッチンリフォーム」などを活用することで、リフォームに関心のあるユーザーに見つけてもらいやすくなります。美しい写真で世界観を伝えることで、会社のブランディングにも繋がります。
【関連記事】【速報】Instagram公式アプリ「Edits」で動画集客革命!建築会社が今すぐ始めるべき理由とは?
Facebookで高年齢層にアプローチする
Facebookは、ほかのSNSに比べてユーザーの年齢層が高く、特に40代以上の利用者が多い傾向にあります。実名登録制のため情報の信頼性が高く、地域や年齢、興味関心などで詳細なターゲティングができる広告も魅力です。リフォームの主要顧客層に直接アプローチしたい場合に有効なプラットフォームです。
X(旧Twitter)でリアルタイムな情報を発信する
X(旧Twitter)は、情報の拡散力が高いSNSです。イベントの告知や工事の進捗状況、リフォームに関する豆知識などをリアルタイムに発信することで、顧客との親近感を醸成できます。ハッシュアップキャンペーンなどを通じて、認知度を飛躍的に高める可能性も秘めています。
YouTubeで施工の様子や人柄を伝える
動画プラットフォームであるYouTubeでは、施工の様子をタイムラプスで見せたり、スタッフがリフォームのポイントを解説したりすることで、文字や写真だけでは伝わらない情報を提供できます。会社の技術力やスタッフの人柄を伝えることで、顧客の信頼感や安心感を高める効果が期待できます。
LINE公式アカウントで顧客と関係を深める
LINE公式アカウントは、一度接点を持った顧客と継続的にコミュニケーションを取るのに適したツールです。見学会や相談会で友達登録を促し、定期的にイベント情報やお得な情報を配信することで、顧客との関係を維持し、将来のリフォーム需要を喚起することができます。
ポータルサイトを活用して認知度を高める
複数のリフォーム会社が掲載されているポータルサイトに登録することで、自社だけではアプローチできない顧客層に認知してもらう機会が増えます。サイトによっては、一括見積もりの依頼が入ることもあります。ただし、掲載料がかかる場合が多く、競合との比較になりやすいため、自社の強みを明確に打ち出すことが重要です。
オンライン相談会で遠方の顧客も獲得する
ビデオ通話ツールを活用したオンライン相談会は、顧客が自宅から気軽に参加できるというメリットがあります。店舗から遠いエリアの顧客や、忙しくて来店時間が取れない顧客にもアプローチできるため、商圏を広げるきっかけになります。
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【オフライン編】リフォーム会社の集客アイデア7選
Web集客が主流となる中でも、地域に根差したリフォーム会社にとって、オフラインでの集客活動は依然として重要です。Webと組み合わせることで、さらに効果を高めることができます。
オフライン集客手法 |
主なターゲット層 |
特徴 |
チラシ・ポスティング |
潜在層~顕在層 |
商圏内のターゲットに直接情報を届けられる。反響を見ながらエリアを絞り込める。 |
フリーペーパー・情報誌 |
潜在層 |
地域の読者層にアプローチでき、媒体への信頼性を活かせる。 |
見学会・相談会イベント |
顕在層 |
実際の施工品質や会社の雰囲気を直接伝え、顧客との信頼関係を築きやすい。 |
既存顧客からの紹介 |
顕在層 |
広告費がかからず、成約率が高い傾向にある。顧客満足度が重要。 |
地域のイベント出展 |
潜在層 |
地域住民と直接交流し、親近感を持ってもらうことで認知度向上に繋がる。 |
ショールーム |
潜在層~顕在層 |
気軽に立ち寄れるイベントなどを開催することで、潜在顧客との接点が増やせる。 |
バス広告・野立て看板 |
潜在層 |
特定のエリアで繰り返し見てもらうことで、地域での認知度を効果的に高められる。 |
チラシ・ポスティングで商圏内にアプローチする
新聞折込やポスティングは、商圏内のターゲットに直接情報を届けられる古典的かつ効果的な手法です。築年数の古い住宅が多いエリアに絞って配布するなど、ターゲットを絞り込むことで反響率を高めることができます。チラシにはホームページへ誘導するQRコードを掲載し、Webへの導線を作りましょう。
地域のフリーペーパーや情報誌へ掲載する
地域住民に広く読まれているフリーペーパーや情報誌への広告掲載も有効です。地域の情報源として信頼されている媒体に掲載されることで、会社の信頼性も高まります。イベントの告知やキャンペーン情報などを掲載すると良いでしょう。
完成見学会や相談会イベントを開催する
実際にリフォームが完了した物件を見学できる完成見学会は、顧客がリフォーム後の生活を具体的にイメージできる絶好の機会です。また、ショールームなどで開催する相談会は、顧客の悩みや要望を直接ヒアリングし、信頼関係を築く第一歩となります。
既存顧客からの紹介(リファラル)を促す
満足度の高い工事を提供した既存顧客(OB顧客)からの紹介は、成約率が非常に高い貴重な集客ルートです。定期的なアフターフォローで良好な関係を維持するとともに、紹介してくれた方と紹介された方の双方に特典を用意するなど、紹介したくなる仕組み作りが重要です。
地域のイベントへ出展して交流を図る
地域のお祭りや産業フェアなどのイベントに出展することで、多くの住民と直接交流する機会が生まれます。すぐに受注に繋がらなくても、会社の名前を覚えてもらうことで、将来リフォームを検討する際の選択肢に入れてもらえる可能性が高まります。
ショールームを開放して気軽に立ち寄れる場をつくる
ショールームを構えている場合、週末などに気軽に立ち寄れるオープンなイベントを開催するのも一つの手です。リフォーム相談だけでなく、DIY教室やインテリア相談会など、リフォームに興味がない人でも楽しめる企画を用意することで、潜在顧客との接点を増やすことができます。
バス広告や野立て看板で地域での認知度を上げる
地域の路線バスや、交通量の多い道路沿いの野立て看板に広告を出すことで、地域住民への反復的な認知度向上が期待できます。社名や連絡先などをシンプルに表示し、「あの地域のリフォーム会社といえば」という第一想起を獲得することを目指します。
【関連記事】集客力強化のために知っておくべきリフォーム会社の成功する集客方法10選
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リフォーム会社の集客を成功に導く5つの重要ポイント
さまざまな集客アイデアを試しても、成果に繋がらなければ意味がありません。ここでは、集客活動を成功させるために共通して重要な5つのポイントを解説します。
自社の強みとターゲットを明確にする
「デザイン性の高いリノベーションが得意」「水まわりリフォームに特化している」「耐震補強で地域No.1の実績」など、競合他社にはない自社の強みは何かを明確にしましょう。そして、その強みを誰に届けたいのか、ターゲット顧客を具体的に設定することで、メッセージがぶれない効果的な訴求が可能になります。
魅力的な施工事例を豊富に用意する
顧客がリフォーム会社を選ぶ際に、最も重視するのが施工事例です。どのような工事ができるのか、費用はどのくらいか、自分の好みに合うかなどを判断するための重要な材料となります。さまざまなパターンの施工事例を、美しい写真と分かりやすい解説付きで、ホームページやSNS、チラシなどで積極的に公開しましょう。
料金体系や工事の流れを明瞭にする
リフォームを検討する顧客の多くは、「費用がいくらかかるか分からない」という不安を抱えています。「○○工事一式」といった曖昧な見積もりではなく、どのような作業にいくらかかるのかを分かりやすく提示することが信頼に繋がります。工事の開始から完了までの流れを事前に説明することも、顧客の不安を解消するうえで重要です。
オンラインとオフライン施策を連携させる
オンラインとオフラインの施策は、それぞれ独立して行うのではなく、連携させることで相乗効果が生まれます。たとえば、チラシに掲載したQRコードからホームページの施工事例ページに誘導したり、SNSで告知した見学会イベントでLINEの友達登録を促したりするなど、顧客との接点を多角的に作り出すことを意識しましょう。
問い合わせからアフターフォローまで丁寧に対応する
どんなに優れた集客施策で問い合わせを獲得しても、その後の対応が杜撰では意味がありません。問い合わせへの迅速で丁寧な返信、分かりやすいヒアリングと提案、そして工事完了後の定期的なアフターフォローまで、一貫して顧客に寄り添う姿勢が、満足度を高め、良い口コミや紹介に繋がります。
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【事例紹介】集客に成功しているリフォーム会社の特徴
ここでは、実際に集客に成功しているリフォーム会社の取り組み事例を2つ紹介します。
【関連記事】【2025年版】リフォーム会社のホームページデザイン事例49選
成功事例1.ユーザー目線のホームページにリニューアルし集客に成功
株式会社サンプロでは、ホームページリニューアルによって集客力を向上させることに成功しました。同社の成功の要因は、「リフォーム」「リノベーション」「物件探し」の3つのサービス軸を明確に整理し、ユーザーが自分に合った情報へ迷わずアクセスできる導線を構築したことです。さらに、スタッフ紹介や施工パートナーの「顔が見える」コンテンツを充実させることで、親しみやすさと信頼感を両立させています。
【関連記事】集客もブランディングもあきらめない。両立を叶えた戦略的サイトリニューアル
成功事例2.目標を意識したサイトリニューアルで問い合わせ数の向上に成功
株式会社サンエース(サンカラーズリフォーム)では、ウェブサイトリニューアルによって問い合わせ数を約2倍に向上させることに成功しています。同社の取り組みで注目すべき点は、明確な目標設定と数値による成果測定を行ったことでした。
制作前に「月間○○件のお問い合わせ」という具体的な目標を定め、自然検索と広告それぞれのコンバージョン数の目安も事前に整理していました。さらに地域密着の強みを活かし、対象エリア名とリフォーム関連キーワードを組み合わせたSEO設計によって、自然検索からの流入増加を実現させています。
【関連記事】問い合わせ数が2倍に!成果に直結するホームページリニューアル
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まとめ
リフォーム会社の集客は、競争の激化や顧客行動の変化により、ますます工夫が求められる時代になっています。しかし、今回ご紹介したように、オンラインとオフラインの両面から、実践できるアイデアは数多く存在します。
重要なのは、まず自社の強みとターゲット顧客を明確にし、それに合った集客手法を一つでも良いので試してみることです。そして、その効果を検証しながら改善を繰り返していくことが、成功への着実な一歩となります。本記事が、貴社の集客活動を前に進めるための一助となれば幸いです。
ゴッタライドでは、リフォーム会社をはじめ建築会社さまの集客を支援するサービスを展開しています。
「ホームページからの反響をもっと増やしたい」
「広告を出しているのに反響が取れない」
そんなお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。全国1,000社以上の支援実績から、御社に合わせた最適な集客戦略をご提案いたします。集客でお困りのときは、ぜひゴッタライドを思い出していただけたら幸いです。
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