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工務店見学会は「施主がいる」と顧客満足度が変わる。その理由を体験談から解説
公開日:2026/05/19
最終更新日:2026/05/19
こんにちは。工務店、リフォーム会社に特化したホームページ制作・ホームページ集客支援のゴッタライドです。
「完成見学会を開催しても、なかなか契約につながらない」
「他社との違いがうまく伝わらない」
「性能やデザインの説明だけで終わってしまい、会社の想いまで届かない」
そんな悩みを抱えている工務店さんも多いのではないでしょうか。今回の記事では、実際に施主が参加した「施主あり見学会」の体験談をもとに、なぜ施主あり見学会で顧客の満足度が上がるのか、なぜ会社への信頼につながるのかについて、施主・顧客・工務店それぞれのリアルな視点からお話しします。
施主あり見学会は工務店の“信頼”をつくる最強のイベントだった
今の家づくりでは、性能・価格・デザインだけで差別化することが難しくなっています。もちろんそれらは大切ですが、最終的にお客様が決め手にしているのは、「この会社の人たちと家づくりがしたい」という“人”や“価値観”であるケースが増えています。そんな中、ご紹介したいのが「施主あり見学会」です。
今回、この記事を書く私は、実際に家を建てた施主として見学会に参加してみたのですが、そこで感じたのは、施主がいるだけで、見学会の空気がまったく変わるということでした。前職工務店の広報をやって、いくつかの見学会を経験してきたからこそ、分かった、自身が施主となって見学会に参加した時の違い。
工務店側からの説明だけでは出てこない会話。
施主だからこそ話せるリアルな後悔や悩み。
そして、「この会社で建ててよかった」という言葉の重み。
来場したお客様同士、施主同士で自然と会話が生まれ、ただ“家を見るイベント”ではなく、“価値観を共有する場”になっていたのです。
今回は、そんな“施主あり見学会”を実際に体験して感じた、
- なぜ見学会の満足度が上がるのか
- なぜ会社への信頼につながるのか
- なぜ“価値観の合うお客様”が集まるのか
について、施主・顧客・工務店それぞれのリアルな視点からお話しします。
施主あり見学会とは?
施主あり見学会とは、完成した家を見学してもらうだけでなく、実際にその家を建てた施主が見学会に参加し、来場したお客様と直接会話をする見学会のことです。
一般的な完成見学会では、施主は不在で、引渡前の状態の家を工務店スタッフが案内し、性能や間取り、こだわりポイントなどを説明するケースがほとんどです。
一方、施主あり見学会では、引渡後、実際に施主が住んだ状態の家で、工務店スタッフの説明に加えて、施主の“実際に家を建てた人だからこそ話せるリアルな声”を聞くことができます。
施主あり見学会が良かった理由【顧客目線】
施主あり見学会を実際に体験して感じたのは、あくまで私の主観ですが、来場されたお客様の満足度や帰る時の笑顔の感じが、一般的な完成見学会とは明らかに違っていたということです。
もちろん、家の性能や間取り、素材感を見ることも大切ですが、お客様が本当に知りたいのは、「この会社と家づくりをすると、実際どうなのか?」「どんな暮らしが実現できるのか?」という“リアルな部分”なのだと感じました。
実際に家を建てた人の「生の声」が聞ける
工務店スタッフから家づくりの説明を受ける機会は多くありますが、実際にその会社で家を建てた施主と直接話せる機会は、そう多くありません。だからこそ、来場されたお客様は、
「後悔していることってありますか?」
「この会社に決めた理由は何ですか?」
「ゴミ箱ここにおいてニオイに気なりませんか?」
「トイレの床、無垢ですけど実際どうですか?」
など、本当に知りたいことを率直に質問してくださいました。
特に印象的だったのは、“良かったこと”だけではなく、“悩んだこと”や“迷ったこと”まで含めて話せたことです。
工務店側からすると、どうしてもネガティブな話はしづらい部分があります。しかし施主だからこそ、「ここはもっとこうしても良かったかも」「最初は他社ともかなり迷った」「打ち合わせ中に不安になった時期もあった」「こういうこと(ネガティブなこと)があったけど、こう対応してくれたから安心できた」などといったリアルな話ができます。その“本音”が、お客様にとっては何より参考になっているように感じました。
「これから建てる家で暮らす未来」が想像しやすくなる
施主が実際にその家で暮らしている姿を見ることで、お客様自身の暮らしもイメージしやすくなっていました。単に「おしゃれな家」ではなく、
- どんな人が住んでいるのか
- どんな価値観で家づくりをしたのか
- どんな暮らしをしているのか
まで見えることで、「自分たちもこんな暮らしがしたい」という感情につながっていたのだと思います。
実際、来場された方からは、家のデザインや性能だけでなく、
「ここのウッドデッキはどうやって活用していますか?」
「植物がたくさんありますが、なんで植物が好きなんですか?」
「窓が大きいですが、外からの視線は気になりませんか?」
なども質問をいただきました。“家”というより、そこに住む人の“暮らしそのもの”を見ている印象が強かったです。
工務店には話しにくいことも、施主には相談しやすい
見学会の中では、施主とお客さんとだけ話す時間もあり、工務店スタッフには少し話しにくい内容を、施主にだけ相談してくださる場面もありました。
「実際、この会社どうでしたか?」
「担当者さんとの相性ってどうでしたか?」
「自分の時、あの会社はこういう印象だったのですが、実際どうでした?」
といった質問です。これは決して工務店への不信感ではなく、“実際に経験した人の本音”を知りたいという純粋な気持ちなのだと思います。
また、家づくりは人生で何度も経験するものではないため、「相談できる経験者が身近にいない」「同じような価値観で家づくりを経験して相談できる人がいない」という方も非常に多いです。だからこそ、同じように悩みながら家づくりを経験した施主の存在が、お客様にとって安心材料になっていました。
「同じ価値観の人」に出会える場になっていた
今回の見学会で特に印象的だったのは、来場された方々同士、そして施主との間で、自然と会話が盛り上がっていたことです。
同じ工務店を検討しているということは、性能・デザイン・人柄・考え方など、どこか共感している部分があります。そのため、
「木の家が好き」
「自然素材に惹かれる」
「人柄を大切にして会社を選びたい」
といったような価値観が近く、初対面でも会話が自然と深まっていきました。
実際に、
「その悩み、自分たちも同じでした」
「自分だけが不安に思っていたわけじゃなかったんですね」
という会話もあり、施主と顧客同士で安心している様子も印象的でした。
施主あり見学会が良かった理由【工務店目線】
施主あり見学会は、お客様にとって価値があるだけでなく、工務店側にとっても非常にメリットの大きいイベントだと感じました。特に今回の見学会では、「工務店が頑張って説明しなくても、自然と信頼が生まれていく」そんな空気ができていたのが印象的でした。
「施主の言葉」が会社の信頼になる
どれだけ丁寧に説明しても、工務店側の話はどうしても“営業”として受け取られてしまうことがあります。ですが、施主の言葉は違います。実際にお金を払い、悩み、打ち合わせを重ね、その会社で家を建てた人の言葉には、自然と説得力が生まれます。
「最終的にこの会社に決めた理由」
「担当者とのやり取りで安心したこと」
「他社と比較して感じた違い」
などは、工務店スタッフが「お施主さんがこう言ってましたよ」と説明するよりも、施主が直接話した方が圧倒的にリアルです。しかも施主側は、“売ろう”として話しているわけではありません。だからこそ、お客様にも自然と響いて届くのだと思います。
工務店では出てこない「本音の会話」が生まれる
見学会の中では、工務店スタッフには聞きにくいことを、施主に相談している場面もありました。
こうした会話は、営業や広報担当がどれだけ頑張っても、なかなか引き出せるものではありません。ですが施主がいることで、“本音で話せる空気”が自然と生まれていました。そして、その会話の中で、結果的に工務店の良さが伝わっていく。これは、通常の完成見学会にはない大きな価値だと思います。
施主が話している間に他のお客様を案内できる
一般的な完成見学会では、スタッフが各お客様を順番に案内し続けるケースが多いと思います。
しかし今回の見学会では、施主とお客様で自然と会話が始まり、工務店スタッフがずっと話し続けなくても場が成立していました。その間にスタッフは別のお客様を案内できるため、結果的に見学会全体がスムーズに回っていた印象があります。
「この会社で建てた人」を見せることが信頼につながる
工務店のホームページやInstagramでは、施工事例や性能、デザインを見せることはできます。ですが、「この会社で家を建てた人が、実際にどんな表情で暮らしているのか」までは、なかなか伝えきれません。
施主あり見学会では、その部分がリアルに伝わります。施主と工務店スタッフが楽しそうに会話している姿そのものが、“この会社で建てた満足度”の証明になっていました。これは広告や営業トークでは作れない、非常に強い信頼コンテンツだと思います。
「家を見る見学会」から「会社を好きになる見学会」へ変わる
今までは、見学会というと、
- 間取り
- 性能
- デザイン
- 仕様
など、“家を見るイベント”という意味合いが強かったと思います。もちろんそれも大切です。ですが今回の施主あり見学会では、それ以上に、「この会社の人たちと一緒に家づくりをしたい」という感情が生まれているように感じました。
つまり、家を見るだけではなく、
- 会社の空気感
- 人柄
- 施主と会社との関係性
- 価値観
- 家づくりへの向き合い方
まで伝わるイベントになっていたのです。そして、それこそが、これからの工務店集客において非常に重要なポイントなのではないかと感じました。
施主あり見学会が良かった理由【施主目線】
今回、実際に施主として見学会に参加して感じたのは、「自分たちの家づくりの経験が、誰かの役に立てる」ということのうれしさでした。
家づくりは、楽しいことばかりではありません。土地探しで悩んだり、間取りで迷ったり、お金の不安を感じたり…。夫婦で意見がぶつかることもあれば、家づくりで疲れて諦めそうになった時もあれば、「本当にこの選択でよかったのかな」と不安になることもありました。
だからこそ、これから家づくりをするお客様と話をする中で、
「その気持ち、すごく分かります」
「私たちもそこ悩みました」
と、自分たちの経験を共有できたことが、とてもうれしかったです。大変だった経験も含めて、「無駄じゃなかったんだな」と思える時間になっていました。
「この工務店の役に立ちたい」という気持ちが自然と生まれていた
今回の見学会を通してお客様とお話をする中で改めて感じたのは、“建った家”だけではなく“この家を建ててくれた人たち”にも、施主である私たちは、満足していたということです。 だからこそ、「この工務店の役に立ちたい」という気持ちが自然と湧いてきていました。
「本当にいい家をつくってもらった」
「ここで建ててよかった」
「この会社に出会えて本当によかった」
「○○さんにお願いしてよかった」
「工務店に感謝している」
という気持ちがあるからこそ、
「この会社を検討している人の役に立てたらうれしい」
「少しでも会社の力になれたら」
と思えたのです。
そして実際にお客様と話をする中で、「施主さんと話せて安心しました」「すごく参考になりました」と言っていただけたことで、「参加してよかったな」と心から感じました。
「またこの家を使ってください」と思えた理由
見学会が始まる前は、
「変な人がきたらどうしよう」
「飛び込みで近所の人が見せてって言ってきたらどうしよう」
「防犯的に大丈夫かな」
という不安もありました。ですが、実際に終わってみると、その不安は完全になくなっていました。来場されたお客様は、本当に素敵な方ばかりで、家づくりに真剣で、家や土地、暮らし方について丁寧に見てくださる方ばかりでした。
そして何より、自分たちが信頼して建ててもらった工務店のことを、同じように好きになってくれる人たちと出会えたことが、とてもうれしかったのです。だからこそ、見学会終了後には自然と、「またこの家を使ってください」という言葉が出ていました。
それは、“家を貸した”という感覚ではなく、「この工務店を応援したい」という気持ちから出た言葉だったのだと思います。
お客様が家や土地を褒めてくれることが、想像以上にうれしかった
見学会の中では、お客様が家や土地についてたくさん褒めてくださったことも印象的でした。見学会に来てくださる方全員が「すごいですね」「いいですね」と褒めてくださるのは、施主だけでなく、工務店側も嬉しかったと思います。
自分たちが悩みながら選び、考え抜いてつくってきた家を、同じ価値観を持つ人が見てくれ、評価してくれている。そのことが、本当にうれしかったです。
「同じ価値観の人」と話せる楽しさがあった
今回来場された方々は、木の家や自然素材、人柄を大切にした家づくりなど、どこか価値観が近い方ばかりでした。そのため、初対面でも不思議と会話が弾み、
「その考え方わかります」
「うちもそこ大事にしたいと思ってました」
と、お互いに共感しながら話ができる空気がありました。
特に、同世代のご夫婦や、家づくりが好きな方との会話は本当に楽しく、気づけば2時間以上話し込んでいた場面もありました。「もっと話したい」「この人たちがこれからどんな家を建てるのか見てみたい」そんな気持ちになっていました。
実際の見学会で施主と顧客間で起きていたリアルな会話
今回の施主あり見学会で、実際に私たち施主とお客様と話した会話の一部を紹介しようと思います。
エピソード①「デザインはいい。でも人が冷たい」
30代後半〜40代くらいのご夫婦が、工務店選びで悩んでいるという話をしてくださいました。候補は、デザイン性が高く人気のA工務店と、今回見学会を開催していた工務店。
そのご夫婦は、
「A工務店の家、すごくかっこよくて好きなんです。憧れもあります。でも、なんとなく会社の人が冷たく感じてしまって……少し話しにくいんです。」
と打ち明けてくれました。
実は、施主である私自身も、そのA工務店の見学会へ行ったことがあり、代表の方ともお話しした経験がありました。だからこそ、そのご夫婦の言葉がすごく理解できたんです。もちろん、その会社が悪いわけではありません。むしろ、デザイン力もあるし、考え方もしっかりしている。話している内容も正しい。
ただ、“先生と生徒”のような関係性が合う人もいれば、そうではない人もいる。そんな話を、施主として率直にお伝えし、こんな例え話をしました。
たとえば、イッセイミヤケや草間彌生のように、“作家性”の強いブランドってありますよね。その世界観に惹かれて、「この人が作るものだから欲しい」と思う人には、とても刺さる。建築事務所やデザイン性の高い工務店にも、そういう魅力はあると思うんです。
でも一方で、注文住宅って、“これから自分たちが暮らしていく家”でもあります。だからもし、
「こうしたい」
「これってできますか?」
という想いを話しにくかったり、遠慮してしまったり、自分たちの気持ちを飲み込んでしまう関係性だとしたら、あとから後悔につながることもあるかもしれない。
住むのは、設計士でも工務店でもなく、自分たち自身だからです。もちろん、これはあくまで私たち施主としての個人的な考えです。でも私は、「家がかっこいい」だけではなく、「この人たちとなら安心して家づくりできる」「自分たちの想いを隠すことなく話し合える関係性」が、この家づくりを通してとても大事だと感じましたよ。とお伝えしました。
すると、そのご夫婦も、「まさにそこなんです」と、今の状況の悩みを打ち明けてくれるとともに、すごく共感してくださいました。
工務店スタッフには少し言いづらいような悩みも、施主だからこそ本音で話せる。この時間は、施主あり見学会だからこそ生まれた会話だったと思います。
さらに印象的だったのは、そのご夫婦が最初に私へかけてくださった言葉でした。
「この土地を選ぶセンス、素敵ですね。」
正直、その言葉には鳥肌が立ちました。家を褒めていただくことはあっても、“土地を選んだ感性”を褒められたのは初めてだったからです。自分たちが悩みながら選び、決断したものを、同じ価値観で見てくれる人がいる。そのことが、本当にうれしかったのを覚えています。
そして私は、そのご夫婦に対して、
「ぜひこの工務店で建ててほしいな」
「どんな家を建てるのか見てみたいな」
と自然に思っていました。それは、“お客様”としてではなく、同じ価値観を持つ人として、もっと話してみたい・また会いたいなと思えたからです。これもまた、施主あり見学会が単なる「家を見るイベント」ではなく、“価値観がつながる場”になっていた瞬間だったのだと思います。
エピソード②木の家マニア夫婦が2時間滞在した話
施主と同世代である29歳のご夫婦と、そのご両親が来場されました。この方々は、すでにこの工務店と契約されていて、現在は設計打ち合わせ中。家づくりの参考として、今回の見学会に来てくださったそうです。
お話しをしていて特に印象的だったのが、旦那さんの“木の家愛”でした。無垢材や自然素材、断熱、空気感、経年変化。とにかく家づくりが好きで、本当によく勉強されている方だったんです。いわゆる「家づくりマニア」という言葉がぴったりな方でした。
でも、そのご夫婦がこの工務店を選んだ理由は、性能や素材だけではありませんでした。
「設計の考え方が好きだった」
「人柄がよかった」
「ここなら安心して話せると思った」
そう話してくださったんです。実はそれ、施主である私たちがこの会社を選んだ理由とまったく同じでした。だからなのか、初対面とは思えないほど、施主と顧客同士の会話が盛り上がり、ウッドデッキに一緒に座り、庭の景色を楽しみながら過ごしていました。
家のことはもちろん、
「この窓の抜け感いいですね」
「ここの木の使い方がいいですよね」
といった話から、
「この家でどんな暮らしがしたいか」
「家づくりで何を大事にしたいか」
という価値観の話まで、自然と会話が広がっていきました。気づけば、そのご家族は2時間以上も滞在されていました。
でも不思議だったのは、「長いな」「そろそろ帰らないかな」という気持ちが、まったくなかったことです。むしろ、「もっと話したい」「この人たち、どんな家を建てるんだろう」そんな気持ちになっていました。
一般的な見学会だと、“接客”という感覚になりやすいと思います。でもこの時は、“同じ価値観を持つ人同士の会話”という感覚に近かったんです。しまいには、施主と顧客が連絡先を交換し、お客さんが「家が完成したらぜひ来てくださいね」なんて言い合える仲になっていたのです。
これは単なる“家の見学”ではなく、「この会社で家づくりをする人たちの空気感」そのものを体感できる時間になっていました。
エピソード③この家の設計を担当したスタッフが涙した話
今回の見学会で、もうひとつ忘れられない出来事がありました。それは、この家を担当してくれた女性設計スタッフさんが、家に入った瞬間、感動で涙を流してくれたことです。
そのスタッフさんは、引渡しの時にも来てくださっていて、完成した建物自体は見ていました。でも、家具が入り、実際に私たちが暮らしている状態を見るのは、その日が初めてでした。玄関を入って、家の中を見渡した瞬間、
「本当にこの家に住んでいるんですね……」
と、感極まって涙を流されたんです。その姿を見た瞬間、施主である私たちも、思わずもらい泣き。
家づくりをしていると、どうしても「完成」がゴールのように感じてしまいます。でも本当は、“家が完成したあと、そこでどんな暮らしが始まるか”が一番大切なんですよね。
設計スタッフさんにとっても、この家はただの“作品”や“仕事で作ったもの”ではなく、
- 打ち合わせを重ねて
- 一緒に悩んで
- 何度も図面を書いて
- 暮らしを想像しながら考えた
たくさんの時間と想いが詰まった大切な家だったのだと思います。だからこそ、「実際に暮らしている姿」を見た瞬間、込み上げてくるものがあったのだと感じました。
家を建てる中で、もちろん性能やデザイン、間取りも大切です。でもそれ以上に、「自分たちの暮らしを本気で考えてくれる人がいる」という安心感が、施主にとってどれだけ大きかったか。その感謝の気持ちが、私たちも自然と込み上げてきたんです。
設計スタッフさんも涙。
施主も涙。
見学会の中で、そんな時間が生まれるなんて、正直思っていませんでした。
一般的な完成見学会では、家のデザインや性能に注目が集まりやすいと思います。ですが今回の見学会では、「誰がこの家を考えたのか」「どんな想いで家づくりをしてきたのか」という、“人”の部分まで伝わっていました。
そしてそれを見た来場者の方々も、
「この会社、施主と本当にいい関係性で家づくりしているんですね」
「こういう空気感、素敵ですね」
と話してくださいました。つまり、見学会を通して伝わっていたのは、家そのものだけではなく、“この工務店が、どんな想いで家づくりをしている会社なのか”だったのだと思います。そして、それこそが、これからの工務店集客でとても大切な価値なのではないかと感じました。
施主あり見学会を成功させるために大切なこと
今回、実際に施主として見学会に参加してみて感じたのは、施主あり見学会は“ただ施主がいれば成功する”ものではないということです。大切なのは、「施主・工務店・来場者が、安心して会話できる空気をつくれるか」なのだと思います。
ここでは、実際に体験して感じた「施主あり見学会を成功させるために大切なこと」をお伝えします。
無理に施主参加をお願いしない
まず一番大切なのは、施主に無理をさせないことです。当然ですが、すべての施主が見学会に参加したいわけではありませんし、そもそも見学会をやってもいいと承諾してくれるのも当たり前ではありません。
- プライベートを見せたくない
- 気を遣って疲れてしまう
- 子育てや仕事で余裕がない
など、施主にはさまざまな事情があります。
だからこそ、「ぜひ参加してください!」と営業的にお願いするのではなく、「もしご負担でなければ」「普通に過ごしていただければ」くらいの距離感が大切だと思います。
今回、施主側として「またこの家を使ってください」と自然に思えたのも、工務店側から「見学会の時は家にいてくださいね」と言われたわけではなく、自分たちの意志でその場にいたので、“やらされた感”がまったくなかったです。
普段からの関係性づくりが何より大切
今回の見学会が良い空気になった理由は、見学会当日だけではなく、“家づくり中の関係性”が大きかったと思います。打ち合わせの中で、
- 話しやすかった
- 不安を相談できた
- 一緒に悩んでくれた
- 暮らしを理解しようとしてくれた
そんな積み重ねがあったからこそ、施主が「この工務店の役に立ちたい」という気持ちが自然と生まれていました。
逆に言えば、関係性ができていない状態で施主あり見学会をやっても、おそらくうまくいきません。施主あり見学会は、“イベント施策”というより、「普段の家づくりの関係性が、そのまま見える場」なのだと思います。
「売り込みの場」にしない
施主あり見学会で特に良かったと感じたのは、“営業感”がなかったことです。「お邪魔します~」「ようこそ~いらっしゃい。ゆっくりしていってくださいね」というような空気感。
工務店側が無理に契約へ持っていこうとする空気ではなく、
- 家づくりの悩み
- 暮らし方
- 土地選び
- 価値観
について自然と会話が生まれていました。だからこそ、来場者の方も本音で話しやすくなっていたのだと思います。
もしこれが、
「施主さんから会社の良さを話してください」
「契約につながるようにお願いします」
という空気だったら、おそらく来場者にも伝わってしまいます。施主あり見学会は、“売る場”ではなく、「安心して家づくりの話ができる場」として設計することが大切だと感じました。
来場者の“質”を大切にする
今回、施主側として安心できた大きな理由のひとつが、「本気で家づくりを考えている人だけが来ていた」ということでした。
工務店側が施主のプライバシーを大切にしていたこともあり、興味本位の見学や冷やかしのような雰囲気はまったくありませんでした。だからこそ、施主側も安心して家を見てもらえましたし、来場者の方とも深い話ができました。
施主あり見学会では、単純に“来場数”を追うのではなく、「誰に来てもらうか」を大切にすることが、とても重要だと思います。
「家を見せる」のではなく「暮らしを共有する」
一般的な見学会では、
- 性能
- 間取り
- デザイン
- 設備
など、“家そのもの”の説明が中心になりやすいと思います。ですが、施主あり見学会で来場者の方が本当に興味を持っていたのは、「どんな暮らしをしているのか」でした。
なぜこの土地を選んだのか。
どんな想いで家づくりをしたのか。
どんな時間をこの家で過ごしたいのか。
どんなことが好きでこういう間取りになったのか。
そういった“暮らしの背景”まで共有されることで、来場者の満足度は大きく変わるのだと思います。だからこそ施主あり見学会は、「家を見せるイベント」ではなく、「この会社で実現できる暮らしや価値観を共有するイベント」として考えることが大切なのではないでしょうか。
これからの工務店見学会は「家」ではなく「人」を見せる時代かもしれない
これまでの完成見学会は、性能やデザイン、間取りなど、“家そのもの”を見せることが中心だったと思います。ですが今は、SNSやYouTubeを見れば、全国中のかっこいい家を簡単に見られる時代です。
だからこそ、これからの工務店集客で重要になるのは、“誰と家づくりをするのか”という部分なのではないでしょうか。実際、今回の施主あり見学会でも、お客様が見ていたのは“家”だけではありませんでした。
- 施主と工務店スタッフの関係性
- どんな会話をしているか
- どんな価値観で家づくりをしているか
そういった“人”や“空気感”まで見ていたように感じます。
そしてそれを見たことで、「この会社、なんかいいな」 「この人たちとなら家づくりできそう」という安心感につながっていたのだと思います。
施主あり見学会は、単に家を見せるイベントではなく、“この会社で家を建てると、どんな人たちと、どんな関係性で家づくりができるのか”まで伝えられるイベントでした。そして、それこそが、これからの工務店集客で大切な価値なのではないかと感じています。
【まとめ】
施主あり見学会の実体験を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。もちろん、すべての工務店で同じように成功するとは限りません。 ですが、今回の経験を通して感じたのは、これからの見学会は“家を見る場”だけではなく、“人や価値観を知る場”へ変わっていくのではないかということです。
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