ホームページ制作
リフォーム会社のホームページを最短で改善する方法
公開日:2022/09/27
最終更新日:2024/10/11
こんにちは。
工務店、リフォーム会社のホームページ集客支援のゴッタライドです。
「ホームページからお問い合わせが少ない」
「ウェブ集客がうまくいかない」
「ホームページを改善しても効果が得られない」
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
今回は、そんなお悩みを抱えるリフォーム会社様に向けて、ホームページを最短で改善する方法を3つご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
リフォーム会社のホームページ集客がうまくいかない理由
リフォーム会社が、外部のホームページ制作会社に、ホームページ運用を任せていても、社内にウェブ担当者をいれて、社内で運用をがんばっていても、ホームページ集客がうまくいかないときがあります。
それは、以下3つの理由があるからです。
やりっぱなしで効果検証ができていない
1つは、効果検証ができていないからです。
ページの内容を修正したり、新しいコンテンツを増やしたりしたのはいいけど、やりっぱなしが多いのではないでしょうか。
また、修正をする段階でも、いつまでに、どんな成果を見込んで修正をするのか、ということを考えていないと、ただページを変えただけになってしまいます。
「何のためにホームページを修正して、結果はどうだったのか」
「どこがいけなかったのか、どの施策が成功だったのか」
ホームページで集客を獲得していくためには、しっかりと効果検証をする必要があります。
ユーザーファーストでない
2つめの理由が、ユーザーファーストでないということです。
「自社のことを選んでほしい、商品を売りたい!」
という気持ちが先行して、セールス感強めのホームページになってしまうことは、リフォーム会社のホームページでよくありがちなことです。
しつこい営業にうんざりしてしまう経験が、ほとんどの人にあるかと思いますが、ホームページでも、それは同じです。
セールス感強めで、ホームページ上に売り出してしまうと、お客様は離れてしまい、ウェブ集客ができなくなってしまいます。
正解が分かっていない
3つめの理由は、ホームページの正解が分かっていないことです。
社内の自己流でホームページを運用しているリフォーム会社や、外部のホームページ制作会社に丸投げしてしまっているリフォーム会社によくみられます。
ホームページのことをよく理解して、どんな風に運用していけばいいのか分かっているのであれば、反響が増えたり、会社の課題解決ができたりするのですが、なかなかそう簡単にはいきません。
「社員でブログを書いてきたけど、集客につながっているかどうかは正直分からない。」
「今のホームページ運用のやり方がベストなのかが分からない。」
と頭を抱え、悩むリフォーム会社が多いのが現状です。
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リフォーム会社のホームページを最短で改善するやり方
ホームページで集客がうまくいかない理由が分かったところで、さっそく、ホームページを最短で改善する方法をご紹介します。
ホームページの改善施策で、PDCAを回すポイント
今までは、思いついたらすぐ実践、そして、やりっぱなしという運用がほとんどだったと思います。
ですが、これからは、効果検証をしながら、実践したことが、どんどん積みあがる運用へシフトチェンジしていきましょう。
では、リフォーム会社のホームページ運用のやり方をご紹介します。
思いついたアイデアを貯め、優先順位を決める
まずは、思いついたアイディアをどんどん貯めていきましょう。
貯める場所は、手で書くよりも、スプレッドシートなど、情報が整理しやすい媒体に貯めていくことをおすすめします。
思いついたらすぐ行動ではなく、一度貯めてから、優先順位をつけて取り組むことで、より効果的なホームページ運用ができます。
仮説を立てる
アイディアが出て、優先順位が決まったら、次に仮説を立てましょう。
例えば、施工事例のページを改善するというアイディアが出たとします。
平均滞在時間が短く、離脱率も多いという結果が、Googleアナリティクスから読み取れるため、
「施工事例ページがしっかりと読み込まれていない可能性がある」と仮説を立てます。
しっかりと読んでもらうためには、
- 文字を大きく読みやすくする
- 地域名や素材、費用などの情報を増やす
- オーナーの口コミを入れてみる
など、どんな風に施工事例を変えていくのか、仮説をもとにアイディアを膨らませていきます。
施策の目的を決める
ホームページの運用において、手段が目的化してしまうことはよくあります。
たとえば、上司から「トップページのメインビジュアルを変えよう!」と言われると、なんのために変更するのかをスルーして、ただ画像を変える作業をしてしまいがちです。
本来であれば、誘導したいページへの流入を増やしたい、直帰率を下げたい等の目的があって、メインビジュアルを変更すべきです。
次の項目にもつながってくるのですが、目的を明確化しないと、施策を評価することができないので、自然とやりっぱなしになってしまうのです。
指標KPIを決める
次は、指標となるKPIを決めましょう。
このKPIがないと、実行したことの評価ができなくなってしまいます。
また、このKPIは、間違ってしまうと、間違った成果につながってしまい、思うような成果が出ないということにもつながってしまうので、注意が必要です。
KPIの決め方は、Googleアナリティクスを使って数字を決めましょう。
例えば、施工事例のKPIを決めるとすると、修繕する前の1ヶ月間で
- 該当のページのPV数
- 該当のページの離脱率
- 該当のページの平均滞在時間
- コンバージョンに至ったユーザーの該当のページのPV数
- コンバージョンに至ったユーザーの該当のページの離脱率
- コンバージョンに至ったユーザーの該当のページの平均滞在時間
の数字をチェックします。
そして、修正した後の同じ1ヶ月間、同じ数字を見て、良くなったのか、下がってしまったのかを確認をし、今回の施策の評価をします。
効果検証は、数字に着目して評価する
ページを改善して、
「デザインがよくなった」
「見やすくなった」
というあいまいな評価のやり方では、まったく意味がありません。
効果検証をするときには、必ず数字で評価するようにしましょう。
効果検証の注意事項
ホームページを運用する際の効果検証の注意すべき点は、月に2〜4件にしぼって実行するということです。
一度に多くの施策を実行してしまうと、効果検証がうまくできず、結果やりっぱなしにつながってしまいます。
ホームページの効果はすぐに得られるものではないので、早く改善して成果を得ようと焦る気持ちもありますが、月に数件に絞り、しっかりと効果検証ができる体制を整えましょう。
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コンバージョンに貢献しているページを知る方法
ホームページを最短で改善するもう一つのやり方として、コンバージョン獲得に貢献している(反響がとれている)ページがどのページなのかを知ることがあげられます。
反響がとれているページをみることで、ユーザーの思考が読み取れたり、行動を予測することができるので、これからのホームページ改善に役立ちます。
Googleアナリティクスをみればすべてが分かる
Googleアナリティクスを見ると、どのページが反響に貢献しているのかが一目瞭然です。
Googleアナリティクスが見れる前提条件として、
- Googleアナリティクスで目標設定している
- 反響データのクリーニングを行っている(テストや売り込みは除いている)
ということがありますので、一度確認をしてみてください。
「よく分からない」「設定されているか分からない」
という場合は、お気軽にゴッタライドにご相談ください。
では、Googleアナリティクスで、反響に貢献しているページの見方をご紹介します。
まず、Googleアナリティクスを開いて、
「行動→サイトコンテンツ→すべてのページ」を表示させます。
次に、右上の日付を計測したい日程に指定します。
最後に左上の「すべてのユーザー」の部分をクリックするとこのような画面が出てきます。
「すべてのユーザー」のチェックを外し、「コンバージョンに至ったユーザー」にチェックを付けたら完了です。
Googleアナリティクスで上記の設定をすると、2つのことが見えてきます。
1つは、あまり重視していなかったけどコンバージョンに役立っているページがあるということが分かります。
この場合、そのページのPV数をさらに増やすため、掲載する場所を変えたり、そのページまでの導線を修正したり、効果検証を繰り返すことによって、よりコンバージョンを増やすことにつながります。
2つめは、思い入れのあるページなのに、それほど見られていない、コンバージョンに貢献していないということが分かります。
反響獲得のために作ったページが、結果、コンバージョンに貢献していないことがよくあります。
この場合も、効果検証を繰り返し行い、一度修正したら終わりではなく、何度も改善をしてコンバージョンにつながるようにしていくことが必要です。
月ごとのPV数を見る
どのページがコンバージョンに貢献しているのかが分かったら、次に、各ページのコンバージョンに至ったユーザーのPV数を計測しましょう。
赤枠で囲われた数字をスプレッドシートなどで記入していくことで、毎月PV数がどのくらい変化しているのかが分かるようになります。
このようにGoogleアナリティクスの数字を拾って、表にすることで、ホームページのどこが良くて、どこが悪いのかがはっきりと分かるので、反響を伸ばすための的確な修正が実現できます。
ゴッタライドの事例を紹介
実際に、上記の方法で、ホームページの改善をしたゴッタライドの事例をご紹介します。
ゴッタライドのホームページをGoogleアナリティクスで見たときに、コンバージョンに至ったユーザーのPV数をみてみると、このような数字が見えてきました。
ゴッタライドの制作実績のPV数(上記)と、
ゴッタライドのお客様インタビューのPV数(上記)を見比べたときに、制作実績のPV数のほうが多いということが分かりました。
これをみる前までは、制作実績のページよりも、お客様インタビューのほうが反響に貢献し、PV数も多いだろうと思い、お客様インタビューにかなり力を入れておりました。
しかし、この結果から、お客様インタビューよりも、制作実績に力を入れたほうが、より反響が伸びるということが分かったため、制作実績のページの改修に取りかかりました。
Googleアナリティクスの数字をみると、
「反響伸ばすためにしたことが、結果につながっていなかった」
「想像と現実が違っていた」
ということが明確になるので、ホームページを今すぐに修正したいと思ったら、Googleアナリティクスの数字を見ることからはじめましょう。
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ブログがアクセスアップに貢献しているのかを知る方法
ホームページを最短で改善する方法の1つにブログを修正するということがあげられます。
SEO対策のために、アクセスアップのために、社内で頑張ってブログを書いているリフォーム会社が多数かと思いますが、書いているブログが、本当にアクセスアップにつながっているのかを知っているのは、少ないと思います。
では、ご自身で書いているブログが本当にアクセスアップに貢献しているのかを知る方法をご紹介します。
Googleアナリティクスの自然検索からの流入数を見る
まずは、Googleアナリティクスで数字を見ます。
まずは、「行動→サイトコンテンツ→ランディングページ」を表示させます。
次に左上のセグメントの部分を「organicsearch」にチェックを入れ、右の日程を指定します。
日程の下にある「月」を選択し、検索部分にブログのURLを入れ、数字を見ます。
Googleアナリティクスで出てきた数字をスプレッドシートなどに転記し、どのブログのPV数が高いのかを見ます。
こうすることで、自分で書いたブログが、どれだけアクセスアップに貢献しているのかが明確になります。
サーチコンソールで検索結果を見る
GoogleアナリティクスでPV数を確認したら、次はGoogleサーチコンソールで検索結果を見てみましょう。
実際に、書いたブログが、
「どのようなキーワード検索で表示されているのか」
「表示順位は何番なのか」
がサーチコンソールをみて分かります。
サーチコンソールを開き、左メニューの「検索パフォーマンス」を表示させ、「日付」「ブログページURL」でセグメントすると、クリック数や表示回数などを見ることができます。
Googleアナリティクスの数字と、サーチコンソールの結果を照らし合わせて見たときに、書いたブログの評価ができるようになります。
この結果を基に、ブログの記事をリライトすればいいのか、新しい記事を書けばいいのかが見えてきます。
さらに、新しい記事を書くときは、どんなキーワードでブログを書けば、アクセスアップに貢献するのかも分かってくるようになるので、Googleアナリティクスとサーチコンソールを見てブログを評価しましょう。
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まとめ
リフォーム会社のホームページを最短で改善する方法として、
- 効果検証をする
- Googleアナリティクスを使って、反響に貢献しているページを知る
- Googleアナリティクス、サーチコンソールを使ってブログの評価をする
この3つのやり方は、外部のホームページ制作会社を入れなくても、自社でできることだと思いますので、ぜひ今から取り組んでみてください。
このブログをみて、
「ホームページの改善の相談をしたい」
「Googleアナリティクスのやり方を教えてほしい」
などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
随時セミナーも開催しておりますので、ご興味あればぜひご参加くださいね。