ホームページ制作
リフォーム会社のホームページに欠かせないコンテンツやキーワード
公開日:2021/03/16
最終更新日:2024/10/11
こんにちは。
工務店、リフォーム会社のホームページ集客支援のゴッタライドです。
リフォーム会社がホームページ集客に取り組むにあたって、
「どんなコンテンツをつくったらいいの?」
「どんな検索キーワードを想定したらいいの?」
といったお悩みはないでしょうか?
この記事では、リフォーム会社のホームページに欠かせないコンテンツや、想定される検索キーワードを紹介しているので、参考にしてみてください。
リフォーム会社のホームページに求められること
リフォーム会社にとって、ホームページは大切な集客媒体です。
インターネットは他のメディアと違って、ユーザーが主体的に検索し、知りたい情報を見にくる媒体です。
自社が伝えたいことよりも、ユーザーが望んでいるコンテンツの発信することが重要です。
リフォームを検討しているユーザーの目線に立って考えていきましょう。
リフォーム会社のホームページは、問い合わせ獲得が目的
リフォーム会社がホームページを作る目的は、問い合わせ獲得です。
リフォーム集客をするにあたって、オリコミチラシなどの紙媒体や野立看板といった従来からあるアナログ媒体を利用するケースもあれば、自社ホームページやリフォームのポータルサイトなどのネット媒体を利用するケースもあります。
いずれにしても、どんな媒体に、どれくらいのコストをかけたら効率よくリフォーム集客ができるのかを各社が研究し、しのぎを削っている状況です。
ホームページの改善案を考えると、担当者や発言力の大きい人の好みが反映されるケースがよくあります。問い合わせの獲得を考えた場合、好みよりもユーザー目線が求められます。
目的と方法がブレないように注意しましょう。
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ユーザーがリフォーム会社のホームページに来る理由
ホームページは、ユーザーが主体的に情報を取りにくる媒体です。
サイトにやってくるには『来訪の理由・動機』があるはずです。
その『来訪の理由・動機』を考えることで、サイトにどんなコンテンツを用意したら良いのかが想像しやすくなります。
Googleアナリティクスを使ってアクセス解析を行うと、来訪者は2つに分けられます。
New Visitor(=新規ユーザー)と、Returning Visitor(=リピートユーザー)です。
サイトに初めてやってきたのが「新規ユーザー」で、2回目以上の再来訪者が「リピートユーザー」です。
それぞれ『来訪の理由・動機』があるので、整理します。
新規ユーザーの来訪理由
新規ユーザーは、初めてリフォーム会社のホームページに訪問するユーザーです。
キーワード検索をしたり、WEB広告をクリックしたりした結果、来訪につながっており、知りたいこととしては、以下が挙げられます。
- 自分が求めているリフォームのイメージを広げたい
- リフォームにかかる費用が知りたい
- 地元にどんなリフォーム会社があるのかを知りたい
- 詳しい工事内容が知りたい
etc.
ユーザーが知りたいコンテンツを用意し、ブックマークしてもらったり、SNSをフォローしてもらったりするなど、次の接点が作れるような行動に誘導したいところです。
リピートユーザーの来訪理由
リピートユーザーは、2回目以降の訪問ユーザーです。
初回の来訪で覚えてもらうことができ、また詳しく知りたい、確認したいと再来訪につながった状況です。
リピートユーザーについては、大きく3つに分けて考えられます。
それぞれ『来訪の理由・動機』が異なるので、整理しておきます。
- 問い合わせ前のユーザー
まだどこのリフォーム会社に問い合わせしようか、情報収集をしているユーザー。
金額の大きな工事を検討している人は、2~3社に声をかけることが多いので、「この会社の話は聞いておきたい…」と思ってもらえるようにしたい。 - 商談中のユーザー
問い合わせをして、営業マンが商談をしている最中のお客様。
「この会社に頼んでいいだろうか?」という失敗したくない不安を解消するために、ホームページを見ていることが多い。 - 施工後のユーザー
リフォームが終わって、知人から「どこでリフォームしたの?」という質問を受けたので、紹介しようと思って来訪。人に自信を持って勧めてもらえるようにしたい。
時には、施工に不満を持ったユーザーが食い違いを確認するために見ているケースもある。
これらのユーザーは、それぞれ知りたい情報は異なりますが、背景を整理するとどんなコンテンツを用意すればいいのか、イメージしやすくなったと思います。
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リフォーム会社のホームページに欠かせないコンテンツ
リフォーム会社のホームページに欠かせない各コンテンツを紹介します。
弊社のホームページ制作実績のコンテンツも合わせて紹介していますので、参考にしてください。
どんな工事をしているかが分かる、施工事例
施工事例は、どんなリフォームが対応可能か紹介するコンテンツです。
ユーザーが希望するリフォームに対応しているかが分かるコンテンツとなるので非常に重要となります。
ユーザーが求める事例が見つけやすいように「キッチン」「外壁」など部位ごとにカテゴリー分けするようにしましょう。
また、施工事例には画像コンテンツが必須です。
ビフォーアフターの写真だけではなく、工事途中の写真があるとイメージしやすくなります。
アフター写真は綺麗なものを採用し、リフォーム後をイメージしやすくなるようなコンテンツ作りが大切となります。
施工事例紹介は、リフォーム会社のブランディングにも繋がります。
多くの施工事例を掲載していれば「幅広いリフォームに対応してもらえる」といった印象を与えることができます。
「増改築」「リノベーション」が多ければ、それらが得意な会社という印象を与えることが可能です。
どんな会社に見られたいかを考えた上で、施工事例として掲載するコンテンツを考えてみましょう。
満足が伝わる、お客様インタビュー
お客様インタビューは、実際にリフォームしたお客様の声を記載するコンテンツです。
リフォームは、大きな出費となり不安も大きくなるので、お客様の声で不安を取り除いてあげる必要があります。
お客様に記載してもらったアンケートをそのままコンテンツとして掲載するのも良いですが、インタビューに協力をしてもらい顔出しをすることで、更に不安を取り除くことができます。
お客様インタビューのような、コンテンツを積み重ねれば自社の資産となるので、 競合他社と差別化を図るためにも重要なコンテンツとなります。
だいたいの費用がわかる、リフォームプランと価格例
リフォームプランと価格例では、リフォームするとどれくらい費用がかかるかを提示します。
比較・検討するにあたって、最も関心が高いのが価格です。どんなリフォームをすると、どれぐらいの費用がかかるのかが分かりやすいように、材工込みのパックプランを用意すると、予算のイメージができ、問い合わせしやすくなるでしょう。
更に価格表示することは、SEOにも影響があります。検索エンジンの評価ポイントでは、ユーザーが本当に求めている情報やコンテンツを提供できているかを重要視しています。
「価格=ユーザーが求めている情報」となるため、リフォームプランのコンテンツ作成も行いましょう。
各リフォームプラン記載とは別に、リフォームにかかる価格帯をグラフで見せるのも良いでしょう。
※2021年4月1日から「価格総額表示」が義務化されます。ホームページ上で価格提示をする場合は「税込表示」が必須となりますので、ご注意ください。
信頼感を与える、会社案内
会社案内のページは、自社が「どんな会社なのか」を伝えるコンテンツです。
リフォームをしている自社の情報を伝えるにあたって、下記のようなコンテンツが一般的です。
- 会社の基本情報(所在地や資本金など)
- 経営理念や、代表者のあいさつ文
- 会社沿革、これまでの歩み
- スタッフ紹介
住宅産業は「クレーム産業」と言われるぐらい、ユーザーにとって不安が大きいものです。
安心してリフォームを任せられる会社かどうかを確認したい…という思いが強いので、安心材料を与えることが必須です。
スタッフの顔写真を載せたり、代表者の考え方を載せたりすることが多いのは、安心・信頼を伝えるためです。
プロのカメラマンに依頼するケースがあるのも納得いただけると思います。
入力しやすい、問い合わせフォーム
問い合わせフォームは、ホームページから反響を得るために必ず必要なページです。
「問い合わせ」だけではなく、「来店予約」フォームや、「見積り依頼」フォームを設置しているリフォーム会社もあります。
気になったときに、すぐに問い合わせフォームに行けるよう導線設計は重要です。
また、せっかくフォームまで来たユーザーが、入力にストレスを感じてページを閉じてしまうのはもったいないです。
問い合わせフォームは、ユーザーの使いやすさを第一に考えます。
- 入力する項目数を減らす
- 入力必須の項目を減らす
- 入力エラーがあったときに、分かりやすいアラート表示をする
- スマホ、PCでのそれぞれの操作性を考える
上記ポイントを考慮したフォームを設置しましょう。
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リフォーム会社のホームページに欠かせないキーワード
リフォーム会社のホームページに欠かせないキーワードについて紹介します。
ユーザーがどんなキーワードで検索を行い、ホームページにやってくるのかを想像し、コンテンツ作りに活かしましょう。
どんなキーワードが多く検索されているのかを知るには、Googleが提供する「キーワードプランナー」が便利です。本来はキーワード広告を出稿する際に、そのキーワードの検索回数(検索ボリューム)を調べるツールですが、そのままコンテンツづくりにも活用できます。
Google広告のアカウント作成が必要になりますが、広告出稿しなければお金はかからないので、まずは試してみましょう。
検索ボリュームが多いほど競合も多く、上位表示が難しくなります。
「リフォーム」といったようなビックキーワードを狙うのではなく、複数の語句を組み合わせて「リフォーム キッチン 岐阜市」などのロングテールキーワードを狙うのがセオリーです。
詳しくは「キーワードプランナー」で調べ、自社にマッチするキーワードを選定いただきたいですが、ここではユーザー目線でキーワード探しの考え方を紹介します。
切り口は以下の3つです。
- お金系のキーワード
- 工事内容のキーワード
- 地域名のキーワード
お金系のキーワード
最も関心が高いのが「お金系のキーワード」です。
「キッチン リフォーム 費用」、「キッチン リフォーム 価格」といったお金系のキーワードを組み合わたものです。
一般的なリフォーム工事は、オーダーメイドで行います。住宅の状態や要望に応じてプランニングを行い、見積りを行うので、自分がイメージしているリフォームをすると、いくらかかるのか、リフォーム会社に相談しないと分かりません。
そんな背景もあって、ユーザーは「いくらかかるのか知りたい」というニーズが高く、検索ボリュームも大きいのです。
工事内容のキーワード
「リフォーム」というキーワードには、住まい全般の修理・修繕が対象になりますが、部位など具体的に指定するときに使うのが「工事内容のキーワード」です。
ユーザーは「キッチン」や「トイレ」、「外壁」など、リフォームしたい箇所は、あらかじめ分かっています。漠然とした「リフォーム」というキーワードではなく、「キッチン リフォーム」、「トイレ リフォーム」など部位や工事内容を組み合わせたキーワード検索を行います。
給湯器が故障した場合にはエラーコードで検索するでしょうし、設置されている設備機器の品番を検索する場合もあるでしょう。
検索ボリュームも少なくなりますが、競合サイトも減るので相対的にアクセス流入が増える可能性もあります。
地域名のキーワード
リフォームは、トラブルが起きたときのことも考え、近隣のリフォーム会社に依頼することが多いです。困ったときにすぐ駆けつけてくれる、というのは安心です。
そんな地元のリフォーム会社を探すために使われるのが「地域名のキーワード」です。
「リフォーム 岐阜」のように、地域名を加えるだけのキーワードもありますが、「キッチン リフォーム 岐阜」のように部位キーワードの組み合わせも考えられますね。
キーワード検索の結果には地域差がある
地域名のキーワードは重要ですが、検索結果には地域差があることをご理解ください。
Googleは、ユーザビリティを第一に考えているため、わざわざ地域名を入れて検索しなくても検索者の位置情報に基づき、近くの会社や店舗が優先的に表示されるよう進化しています。
例えば、東京で「リフォーム」検索をした結果と、岐阜で「リフォーム」と検索した場合では、表示される検索結果が異なります。
検索結果には、地域性も反映されるようになったので、「お金系のキーワード」や「工事内容のキーワード」に比べると優先度は落ちますが、「地域名のキーワード」を入れて検索するユーザーも一定数いるので、想定しておきたいところです。
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まとめ
フォーム会社にとって、ホームページの目的は「問い合わせ」を獲得することです。
そのためには、ユーザーが知りたいことをコンテンツとして伝える必要があります。
- 施工事例
- お客様インタビュー
- リフォームプランと価格例
- 会社案内
- 問い合わせフォーム
リフォーム会社のホームページには上記コンテンツが必要ですが、それぞれユーザー目線にたったコンテンツ作りをしましょう。
また検索エンジン対策を考えるにあたっても、「お金」、「工事内容」、「地域名」3つの観点からキーワードを選定し、ページ内の文章に反映をして、リフォーム会社としてお客様が求めるコンテンツを作り、反響獲得を目指しましょう!