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工務店のホームページ作成費用は高い?相場の変化と制作の舞台裏

公開日:2021/04/07 / 最終更新日:2021/04/07

「5年前にリニューアルしたとき、そんなに費用がかかったっけ?」

 

最近、ホームページ制作の見積りをとって、びっくりした経験のある方もおられるかもしれません。

工務店やリフォーム会社に限らず、ホームぺージの費用相場は、年々高くなってきています。

背景としてウェブ・マーケティングが高度化し、求める技術や品質が高くなったことが挙げられます。

 

より詳しく知りたい方は、書籍「ホームページの値段が130万と言われたんですが、これって相場でしょうか?」をお読みください。

ホームページ制作費について、「何にお金がかかっているのか?」「どうすればムダ金を払わなくて済むのか?」と言及しています。

 

本記事は、この書籍を参考にしながら、ホームページ制作の費用相場の変化について解説します。

業種ごとに価格差があるのか、さらにホームページ作成の舞台裏を紹介して、制作にかかる人材配置が必要不可欠な理由も説明します。

ここ数年で格段と高くなったホームページ制作費

ホームページの制作費は、ここ数年で格段と高くなりました。

その理由は、すべて手作りで専門的な技術者がかかわるためです。

 

しいて言えば、競合他社との差別化をするためには、そこまで手を加えて品質を高めないと、反響を得られない状況にあります。

 

30万円程度で制作できた1990年代

1990年代、ホームページは30万円ほどの費用でつくれました。

それだけにホームページの内容も、簡素なものでした。

写真が貼り付けてある程度で、Wordでつくった書類がそのままページになっていたようなデザインレベルで、ありきたりな会社紹介程度のものが主流でした。

 

この時代にホームページを持っていた工務店やリフォーム会社は、ほとんど居ませんでした。

 

2007年以降、スマホの出現によって激変

2007年以降、スマホの登場によりホームページの在り方が大きく変わりました。

年々、スマホの機能が向上するとともに、消費者の行動は、PCからではなくスマホを使った情報収集が主流となったのです。

楽天やアマゾンで、ネット通販をするユーザーも徐々に増えてきました。

 

建築業においても、ホームページで集客できる!という事例が現れ、販促費をネットに使うようになってきました。

 

現在のホームページ制作はハードルが高い

2020年にはスマホの普及率が77%を超え、ご年配の方もスマホを使う時代になりました。

動画コンテンツを見たり、SNSを使ったりするようになり、ウェブ・マーケティングも複雑化しており、ホームページ単独ではなく、他の媒体と連携した活動が必要です。

 

その結果、専門的な知識やスキルが求められるようになり、ホームページ制作の仕事量も増えました。

結果的に人件費が上昇し、制作費用にも反映された形です。

 

スマホ向けのサイト制作には2つの方法がある

工務店やリフォーム会社のホームページは、7割ぐらいをスマホユーザーが占めています。

これからは、スマホ向けにサイト制作することが必須です。

スマホ向けのサイト制作には2つの方法があります。

 

  1. レスポンシブ・デザイン
  2. スマホ専用サイト

 

一般的な工務店、リフォーム会社の場合はレスポンシブ・デザインがおすすめ

スマホ専用サイトとレスポンシブ・デザイン、どちらを選ぶべきか?

 

一般的な工務店やリフォーム会社の場合、レスポンシブ・デザインで問題ありません。

レスポンシブ・デザインというのは、作成するホームページのデータは1つですが、PCやスマホなど、表示する媒体に合わせて、画像のサイズやレイアウトを最適表示するしくみになっているものを指します。

 

一方、スマホ専用サイトをつくる場合、PC用とスマホ用で、それぞれ作るのでより見やすく、操作性が高いホームページが作れるのですが、2サイト分作るようなものなので、制作費も運用コストも高くなってしまいます。

 

その結果、一般的な建築会社の場合、レスポンシブ・デザインを採用している会社が多くなっています。

 

ホームページの制作費用は、業種ごとに相場が違う!?

ホームページの制作費用ですが、業種ごとに制作費用が異なるようです。

業界ごとの相場を紹介しましょう。

 

200~300万円が相場の業界

ホームページ制作費用について、1サイトの構築にかかる相場は、200万円~300万円となります。

対象となる業界は次の通りです。

 

  • 大手企業
  • 医師
  • 工務店
  • 弁護士など

 

50~100万円が相場の業界

ホームページ制作費用相場が50万円~100万円の業界は、次にあげる業種が対象となります。

 

  • マッサージ店
  • ネイルサロン
  • 小売業
  • 製造業

事業規模によって、ホームページに投資できる金額には限界があるでしょう。

また、ネット以外の販促に注力したほうが効率的な業界もあります。

 

同じホームページを作っても業界ごとに金額が違うというよりは、ビジネスモデルが違いによって予算が異なる。

その予算内で制作できるホームページを作っている、と考えた方がいいでしょう。

 

お金をかけた方がよい業種、かけても意味がない業種

ホームページ制作にお金をかけたほうがよい業種と、かけても意味がない業種を紹介します。

 

【ホームページ制作費をかけたほうがよい業界】

  • ウェディング
  • ホテル
  • アパレル

これらヴィジュアルが訴求の軸となる業界は、写真やデザインが重要です。

つねに競合他社とデザインや写真により比較されます。つまり、写真やデザインが売上に直結します。

写真やデザインが売上に直結するという点では、工務店や建築会社のホームページにもあてはまります。

 

【ホームページ制作費をかけても意味がない業界】

  • 税理士
  • 社労士
  • コンサル

顧客がデザインやかっこいいビジュアルを求めていない業種です。

これらの業界は、ホームページのデザインクオリティを上げるよりも、実績やノウハウなどを文字で伝える方がインパクトがあるため、ムリに投資する必要がありません。

 

ホームページ制作に必要な人材とチーム体制

ホームページ制作会社には、どんな人たちがいるのでしょうか?

具体的に、どのような人材が、どのような業務にたずさわっていて、チームを構成しているのかについて紹介します。

 

ディレクション担当

ディレクション担当は、ホームページ制作全般だけではなく、クライアント企業のWeb集客にかかわる施策をすべて意思決定をします。

集客の効果を上げるためには、紙媒体との併用も取り入れたり、予算配分や制作チーム全体のPDCAの設定まで意思決定範囲がおよびます。

 

SEO戦略担当

SEO戦略の担当者は、ホームページが検索エンジンの評価を受けるために、検索キーワードの上位表示に必要な施策をおこなうことが仕事です。

SEO効果の出る戦略を立てて、各コンテンツ制作担当へ落とし込みます。

 

PCサイト制作担当

PCサイト制作は、パソコンで表示される基本となるホームページを制作する業務です。

デザインやパーツなどサイトコンセプトに沿って作っていきます。

 

スマホサイト構築担当

スマホサイト構築は、スマホ表示だけを目的としたサイト制作です。

基本となるPCサイトのテーマやデザインなどを引き継ぎ、スマホ表示を優先した構築となります。

 

キャッチコピー・文章、写真撮影担当

キャッチコピーや文章にかかわる業務は、文章力を要する専門職です。

さらに文章の表現力を高めるための挿入画像の撮影も必要となります。

 

SEOブログコンテンツ執筆担当

SEOブログコンテンツとは、SEOを意識したブログ記事の作成です。

ブログコンテンツの作成には、SEO知識や経験なども必要となります。

 

SNSコンテンツ制作担当

SNSコンテンツ制作では、ホームページのアクセスを集めるための流入経路となる、SNS(FacebookやInstagramなど)アカウントでの投稿コンテンツの作成です。

 

動画コンテンツ制作担当

動画コンテンツにも専任スタッフがいます。

いままで紹介してきた業務ごとに専任スタッフが必要です。

それぞれに技術的なスキルが必須であり、ホームページ制作に欠かせない業務となります。

住宅会社のチーム体制と比較した記事を参考にしてみてください。

 

ホームページ集客を成功させる住宅会社のチーム体制とは

 

費用に見合った投資なのか?を判断する3つのポイント

ホームページ制作にかかる費用は、少なくありません。

工務店やリフォーム会社にとって、目的を整理することで費用対効果がイメージでき、どんな投資がいいのか判断しやすくなるはずです。

 

ホームページの目的を3つにまとめます。

制作会社から提案を受けたときに、これらの見通しが持てなければホームページをリニューアルする意味がありません。

 

アクセスを増やす施策があるか?

ホームページのリニューアルによって、アクセスを増やせる方法があります。

現状のホームページのアクセス状況を把握し、どのような施策があるのか、費用感も含めて整理しておきましょう。

 

使いやすく分かりやすいホームページにする施策があるか?

サイトをリニューアルした結果、知りたい情報にたどり着きやすくなる等、ユーザーの使い勝手を良くしたいです。

見やすい、分かりやすいホームページは、サイト内の回遊性が高まり、問い合わせに至る確率(コンバージョン率)が上がります。

 

イメージアップできる施策があるか?

ホームページは、会社の顔でもあります。

オシャレなホームページであれば、センスの良い会社なんだ、と認知されます。

集客だけではなく、採用にもイメージアップの効果は影響します。

 

これら3つのポイントを考えると、工務店やリフォーム会社にとって反響獲得やブランディングが期待できる投資なのかが見えてくるでしょう。

 

まとめ

ホームページ制作費用が上がってきている経緯と、その背景が理解できましたか?

今どきホームページを持っていない工務店やリフォーム会社は、ほとんどありません。

それぞれの会社は費用や手間をかけ、がんばって運用しているので、3年もするとホームページが陳腐化してしまう時代です。

 

ホームページの制作費用がムダになってしまうか、売上貢献するかは、リニューアルの目的を再確認し、成果が期待できるかどうかで予算と業者選びをしましょう。

 

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