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工務店のYouTube・Instagramで何を発信すればいい?おすすめ動画ネタと考え方を解説
公開日:2026/06/04
最終更新日:2026/06/04
こんにちは。工務店、リフォーム会社に特化したホームページ制作・ホームページ集客支援のゴッタライドです。
「YouTubeをやった方がいい」「Instagramを更新した方がいい」と言われるものの、
・何を発信すればいいか分からない
・ネタが思いつかない
・施工事例ばかり投稿してしまう
・動画を撮ろうと思っても何を話せばいいか分からない
このような悩みを抱えている工務店は少なくありません。実際に私たちも工務店のホームページ制作や集客支援を行う中で、「SNSを始めたいけれど、何を投稿したらいいのでしょうか?」という相談をよくいただきます。
多くの工務店は「何を発信するか」に悩みますが、本当に大切なのは「お客様が何を知りたいか」を理解することです。お客様は単におしゃれな施工事例を見たいわけではありません。不安や疑問を解消するために、YouTubeやInstagramを見ています。
この記事では、お客様が工務店のSNSを見る理由を踏まえながら、YouTubeやInstagramで発信すべき内容やネタの考え方について解説します。
なぜお客様は工務店のYouTubeやInstagramを見るのか?
YouTubeやInstagramで何を発信するかを考える前に、まずはお客様がなぜ工務店のSNSを見るのかを理解しておきましょう。なぜなら、お客様が知りたいことと、工務店が発信したいことは必ずしも一致しないからです。
例えば、「最新の設備を導入しました!」「○○の認定を取得しました!」といった情報は、会社としては伝えたい内容かもしれません。しかし、お客様はそれ以上に「どんな人が家づくりをしているのか」「どんな家が建つのか」といったことを知りたいと考えています。
まずはお客様の視点に立って考えてみましょう。
お客様はこの工務店に家づくりを任せて大丈夫か確認したい
家づくりは多くの人にとって一生に一度の大きな買い物です。そのため、お客様はホームページだけでは分からない情報を求めてYouTubeやInstagramを見ています。
例えば、
- スタッフはどんな人なのか
- 会社の雰囲気は良さそうか
- 信頼できそうな会社か
- 強引な営業はされなさそうか
といったことを確認しています。
工務店側は性能や施工品質を伝えたいと思いがちですが、お客様は意外にも「人」を見ています。動画やSNSの投稿から伝わるスタッフの人柄や会社の雰囲気は、会社選びの重要な判断材料になっているのです。
お客様は自分たちの好みや価値観と合うか確認したい
お客様は複数の工務店を比較検討しています。その中で、
- デザインのテイスト
- 間取りの考え方
- 家づくりへのこだわり
- 性能に対する考え方
などを見ながら、「この会社は自分たちに合っているか」を判断しています。
例えば、同じ高性能住宅を提案する工務店でも、デザイン重視なのか、自然素材重視なのか、子育て世帯向けなのかによって印象は大きく変わります。YouTubeやInstagramは、その会社の価値観や家づくりへの考え方を伝える場でもあるのです。
工務店がどんな家を建てているのか知りたい
ルームツアー動画や施工事例の投稿が人気なのは、お客様が実際の家を見たいと思っているからです。
- どんな間取りが多いのか
- 収納はどのように工夫されているのか
- 家事動線はどうなっているのか
- 実際の暮らしをイメージできるか
こうした情報は、写真だけでは伝わりにくい部分もあります。そのため動画やリール動画などを活用して、実際の空間や暮らし方を伝えるコンテンツは非常に効果的です。
契約後のお客様もSNSを見ている
実は、工務店のYouTubeやInstagramを見ているのは新規のお客様だけではありません。すでに契約したお客様も積極的に見ています。その理由は、自分たちの家づくりの参考にしたいからです。
例えば、
- おしゃれな収納アイデア
- 人気の設備や仕様
- 家事がラクになる間取り
- 取り入れたいデザイン
などを探しています。契約後のお客様にとってSNSは、家づくりのヒントを集めるための情報源になっています。つまり工務店のSNSは、集客のためだけではなく、お客様の家づくりをサポートするツールとしても活用できるのです。
このように、お客様は単に暇つぶしで工務店のYouTubeやInstagramを見ているわけではありません。「会社選びの判断材料」として、そして「家づくりの参考情報」として活用しています。だからこそ、工務店が発信すべき内容も「会社が伝えたいこと」ではなく、「お客様が知りたいこと」を基準に考えることが大切です。
工務店が発信すべきコンテンツ① ルームツアー
工務店がYouTubeやInstagramで発信するなら、まず取り組みたいのがルームツアーです。実際にYouTubeで住宅関連の動画を見ると、多くの再生回数を集めているのはルームツアー動画です。なぜなら、お客様が最も知りたいのは「どんな家が建つのか」だからです。
ホームページの施工事例でも家の写真を見ることはできます。しかし、写真だけでは空間の広さや動線、暮らしやすさまではなかなか伝わりません。その点、ルームツアーは実際に家の中を歩いているような感覚で見ることができるため、お客様は自分たちが住んだときのイメージをしやすくなります。
【ルームツアー参考YouTubeチャンネル】
◎家づくり百貨
https://www.youtube.com/channel/UCR_57eyaeJoeG4McDwqMxtA
◎SUUMO 住まいの買う売るちゃんねる
https://www.youtube.com/@SUUMO_kauuru/videos
◎工房信州の家づくり【信州の木の家・自由設計】
https://www.youtube.com/@kobo-shinshu-ie
◎シーエッチ建築工房
https://youtube.com/channel/UC63LM76ZHwDISt7ce3k57Eg?si=Jhujl_ByUQdcdoDu
お客様は家そのものではなく「暮らし」を見ている
ルームツアーを撮影する際に意識したいのは、単に家を紹介する動画にしないことです。例えば、
- LDKが20帖あります
- パントリーがあります
- ファミリークローゼットがあります
という説明だけでは、他社のルームツアーと大きな差は生まれません。大切なのは、「なぜその間取りにしたのか」「どんな暮らしが実現できるのか」を伝えることです。
例えば、
「キッチンから洗面室まで一直線につながっているので、料理をしながら洗濯を進めることができます」
「玄関横にファミリークローゼットを設けることで、帰宅後すぐに上着や荷物を片付けられます」
といったように、暮らしのイメージまで伝えることで、お客様は自分たちの家づくりに置き換えて考えやすくなります。
完成見学会でよく聞かれる質問は動画ネタになる
ルームツアーの内容に悩んだら、完成見学会でお客様からよく聞かれる質問を思い出してみてください。例えば、
- この収納は何を入れるためですか?
- この間取りにした理由は何ですか?
- 家事動線はどうなっていますか?
- この設備を選んだ理由は何ですか?
こうした質問は、多くのお客様が気になっているポイントです。つまり、実際の見学会で聞かれる内容をそのまま動画で解説すれば、お客様が知りたい情報を届けることができます。
特別な家でなくても発信できる
「うちはデザイン住宅じゃないから動画映えしない」そう考える工務店もあります。しかし、お客様が見たいのは豪華な家ではありません。自分たちが実際に住む等身大の家を見たがっています。子育てしやすい間取りや収納の工夫、家事ラク動線など、自分たちの暮らしに取り入れられそうなアイデアを探しています。
実際には、おしゃれさよりも「参考になるかどうか」の方が重要です。まずは完成した住宅をスマートフォンで撮影するところからでも十分です。難しく考えず、お客様が知りたいことを一つずつ紹介していくことが、ルームツアー成功の第一歩です。
工務店が発信すべきコンテンツ② 会社紹介
ルームツアーで「どんな家を建てている会社なのか」が伝わったら、次に発信したいのが会社紹介です。「会社紹介なんて興味を持たれないのでは?」と思うかもしれませんが、実は多くのお客様が知りたいと思っているコンテンツの一つです。
なぜなら、お客様は家だけでなく、「誰と家づくりをするのか」も重視しているからです。家づくりは契約して終わりではありません。土地探しや打ち合わせ、工事期間を含めると、長ければ1年以上にわたって工務店と関わることになります。そのため、お客様はホームページや施工事例だけでは分からない「会社の雰囲気」や「スタッフの人柄」を確認しようとしています。
【会社案内参考YouTubeチャンネル】
◎株式会社 森本工務店
◎田中工務店
◎吉武工務店
◎楓工務店TV
お客様は想像以上に「人」を見ている
工務店側は性能やデザイン、施工品質などをアピールしたくなるものです。もちろんそれらも大切ですが、最終的にお客様が決め手としているのは「この人たちと家づくりがしたい」と思えるかどうかです。
例えば、
- スタッフ同士の雰囲気は良さそうか
- 話しやすそうな人たちか
- 家づくりに真剣に向き合ってくれそうか
- 信頼して相談できそうか
といったことを見ています。動画やSNSは、ホームページの文章だけでは伝わらない人柄や空気感を伝えることができる貴重なツールです。
発信するなら「かしこまった会社案内動画」である必要はない
会社紹介というと、立派な会社案内動画をイメージするかもしれません。しかし、必ずしもそのような動画を作る必要はありません。むしろ、普段の様子を発信する方がお客様には伝わりやすいこともあります。
例えば、
- オフィス紹介
- モデルハウス紹介
- 朝礼の様子
- 現場パトロールの様子
- スタッフ紹介
- 社内イベントの様子
- 打ち合わせ風景
なども立派な会社紹介コンテンツです。「こんな人たちが家づくりをしているんだ」「普段はこんなことしているんだね」ということが伝われば十分です。
スタッフ紹介は特におすすめ
もし何から始めるか迷ったら、まずはスタッフ紹介をおすすめします。設計担当、営業担当、現場監督、コーディネーターなど、お客様と関わるスタッフを紹介するだけでも安心感につながります。
例えば、
- なぜこの仕事をしているのか
- 家づくりで大切にしていること
- お客様によく言われること
- 趣味や休日の過ごし方
などを紹介すると、人柄が伝わりやすくなります。完璧な受け答えである必要はありません。少し緊張していても、言葉に詰まっても構いません。むしろ自然な姿の方が親しみやすく感じてもらえることもあります。
お客様は契約前から担当者を見ている
最近では、ホームページを見てからInstagramやYouTubeをチェックするお客様も増えています。その際、「どんな家を建てているか」だけでなく、「どんな人が対応してくれるのか」も確認しています。
つまり、会社紹介コンテンツは単なる認知向上のためではなく、お客様の不安を解消し、信頼関係を築くためのコンテンツでもあるのです。家づくりは人と人との関係で成り立つ仕事です。だからこそ、建物だけでなく、会社やスタッフの魅力も積極的に発信していきましょう。
工務店が発信すべきコンテンツ③ノウハウ動画
ルームツアーや会社紹介と並んでおすすめしたいのが、ノウハウ動画です。ノウハウ動画とは、お客様が家づくりを進める中で感じる疑問や不安に答えるコンテンツのことです。
例えば、
- 住宅ローンはどれくらい借りても大丈夫?
- 平屋と二階建てはどちらがおすすめ?
- 高気密・高断熱って本当に必要?
- 無垢床とフローリングはどちらがいい?
- 土地探しは何から始めればいい?
といった内容です。
こうした動画は派手さはありませんが、お客様の役に立つ情報として見てもらいやすく、信頼獲得にもつながります。
【ノウハウ参考YouTubeチャンネル】
◎家づくりヒーロー
https://www.youtube.com/@ie_dukuri_hero
◎住宅四天王 エース【ハウスメーカー選びの専門家】
https://www.youtube.com/@zyutaku4tennoace
◎姫路の工務店クオホーム 注文住宅
https://www.youtube.com/@quohome/featured
発信する内容は「お客様からよく聞かれる質問」でいい
ノウハウ動画を作ろうとすると、「何か専門的な話をしなければいけない」「難しい内容を解説しなければいけない」と思う方もいます。しかし、その必要はありません。
むしろ、お客様からよく聞かれる質問に答えるだけで十分です。動画のネタに困ったら、営業担当や設計担当、コーディネーターに聞いてみてください。「最近、お客様からどんな質問をされましたか?」この一言だけで、動画ネタはたくさん見つかります。お客様から何度も聞かれる質問は、それだけ多くの人が知りたいと思っている情報だからです。
会社が言いたいことではなく、お客様が知りたいことを話す
ノウハウ動画で大切なのは、会社が伝えたいことを話すのではなく、お客様が知りたいことを話すことです。
例えば、「当社の断熱性能は業界トップクラスです」という話よりも、「断熱性能が高い家だと、実際の暮らしはどう変わるのか?」の方がお客様は興味を持ちます。
お客様は性能の数値そのものよりも、自分たちの暮らしがどう良くなるのかを知りたいからです。難しい専門用語を並べるのではなく、お客様目線で分かりやすく説明することを意識しましょう。
ノウハウ動画は信頼づくりにつながる
家づくりを検討しているお客様は、多くの不安や疑問を抱えています。そんなときに、自分たちの悩みに答えてくれる動画を見つけると、
「この会社は詳しそうだな」
「分かりやすく説明してくれるな」
「相談してみたいな」
という印象を持ちます。つまり、ノウハウ動画は商品を売り込むための動画ではなく、お客様との信頼関係を築くための動画なのです。
一度作ればホームページ・メルマガなどでも活用できる
ノウハウ動画のメリットは、YouTubeやInstagramだけでなく、ホームページやメルマガなどでも活用できることです。
例えば、
- 住宅ローンについての動画
- 土地探しについての動画
- 性能についての動画
をホームページの関連ページやブログ記事に掲載すれば、より分かりやすく情報を伝えることができます。せっかく作った動画をSNSだけで終わらせるのではなく、ホームページと組み合わせて活用することで、集客効果を高めることができます。
お客様からよく聞かれる質問は、そのまま価値のあるコンテンツになります。まずは「お客様から何を聞かれているか」を振り返るところから始めてみましょう。
動画のネタはどう考えればいい?
ここまで、ルームツアーや会社紹介、ノウハウ動画などのコンテンツをご紹介してきました。しかし、多くの工務店が実際に悩むのは、
「何を発信すればいいのか分からない」
「最初は投稿できても、ネタが続かない」
ということではないでしょうか。
実は、動画のネタ探しに特別な才能は必要ありません。大切なのは、ゼロから考えようとしないことです。
まずは他社の動画をたくさん見てみる
これから動画を始めるなら、まずは他社のYouTubeやInstagramを見ることをおすすめします。特に、
- 登録者数が多い住宅会社
- 同じ地域で活動している工務店
- 自社と近い家づくりをしている会社
などの発信を参考にしてみましょう。「他社のマネをしていいの?」と思うかもしれませんが、最初はそれで構いません。どんな業界でも、上手な人のやり方を参考にすることから始まります。まずはたくさん見ることが大切です。
「なぜいいと思ったのか」を言語化する
ただ動画を見るだけでは意味がありません。良いと思った動画があったら、「なぜ自分はこの動画を最後まで見たのだろう?」「なんで自分はこれをクリックしてみようと思ったのだろう?」と考えてみましょう。
例えば、
- タイトルが気になった
- サムネイルが分かりやすかった
- 最初の30秒で引き込まれた
- 説明が分かりやすかった
- 話し方が親しみやすかった
など、理由があるはずです。この「なぜ良いと思ったのか」を言語化することで、自社の動画づくりにも活かせるようになります。
お客様からの質問はすべて動画ネタになる
ネタ探しで最もおすすめなのは、お客様からの質問を書き出すことです。例えば、
- 平屋と二階建てならどちらがおすすめですか?
- 土地探しは何から始めればいいですか?
- 家事ラク動線って何ですか?
- 住宅ローンはいくら借りられますか?
- 太陽光発電は載せた方がいいですか?
こうした質問は、実際のお客様が知りたいことです。つまり、そのまま動画にすれば価値のあるコンテンツになります。営業担当や設計担当、コーディネーターに聞けば、ネタは次々に出てくるはずです。「最近、お客様から何を聞かれた?」という会話をするだけでも、何十本もの動画ネタが見つかるでしょう。
AIを活用するのもおすすめ
最近ではChatGPTやGeminiなどのAIを活用して動画の構成を考えることもできます。例えば、
- 動画タイトル案
- 動画構成
- 話す内容の整理
- サムネイル案
などを考えてもらうことができます。ただし、AIが出した内容をそのまま使うのはおすすめしません。なぜなら、AIは一般的な回答は得意ですが、自社のお客様や地域特性までは理解していないからです。
例えば、
「○○市で土地探しをする場合」
「共働き子育て世帯が多い地域の場合」
など、自社ならではの視点は自分たちで加える必要があります。AIは答えを作るための道具ではなく、アイデアを広げたり整理したりするための相談相手として活用すると良いでしょう。
完璧なネタを探す必要はない
動画を始める前は、「もっと面白いネタがあるのではないか」「もっと再生されるテーマを探したい」と考えがちです。
しかし、お客様が本当に知りたいのは、意外と基本的なことだったりします。家づくりを考え始めたばかりのお客様にとっては、
- 土地探しの進め方
- 間取りの考え方
- 住宅ローンの基礎知識
といった内容でも十分に価値があります。特別なネタを探そうとするのではなく、まずはお客様からよく聞かれることを発信する。それが、長く続けられる動画づくりのコツです。
動画でうまく話せない場合はどうすればいい?
「動画をやった方がいいのは分かるけど、人前で話すのが苦手で……」
これは工務店の方から本当によく聞く悩みです。特に営業職以外の設計担当や現場監督、経営者の方の中には、
- カメラを向けられると緊張してしまう
- 何を話していいか分からなくなる
- 言葉が出てこない
- 噛んでしまう
という方も少なくありません。しかし、結論から言うと、うまく話せるようになる一番の方法は慣れることです。
最初から上手に話せる人はいない
YouTubeで人気の住宅会社の動画を見ると、「みんな話すのが上手だな」と思うかもしれません。しかし、その人たちも最初から上手だったわけではありません。
何本も動画を撮影し、失敗を繰り返しながら少しずつ慣れていった結果、自然に話せるようになっています。実際、昔の動画を見ると緊張していたり、話し方がぎこちなかったりすることも珍しくありません。誰でも最初は初心者です。最初から完璧を目指す必要はありません。
お客様はアナウンサーのような話し方を求めていない
動画に出演するとなると、「噛まずに話さなければいけない」「プロみたいに説明しなければいけない」と思いがちです。しかし、お客様はそんなことを求めていません。
むしろ、
- 誠実に話している
- 家づくりが好きそう
- 一生懸命説明してくれている
といったことの方が伝わります。少しくらい言葉に詰まっても問題ありません。完璧な説明よりも、人柄や熱意が伝わる方がお客様に安心感を与えることもあります。
間違えても撮り直せばいい
動画撮影に慣れていない方ほど、「失敗できない」と思ってしまいます。しかし、動画は編集できます。途中で言葉を間違えても、「今のなしでもう一回お願いします」で大丈夫です。
テレビの生放送ではないので、完璧に話し切る必要はありません。何回でも撮り直せますし、不要な部分は編集でカットできます。まずは気軽な気持ちで撮影してみることが大切です。
数をこなすことが一番の近道
話し方の本を読んだり、動画の勉強をしたりすることも大切ですが、一番成長するのは実際に動画を撮ることです。最初の1本目より2本目、2本目より3本目の方が必ず上達します。逆に、準備ばかりしていても上達はしません。
まずは1本撮る。
そして改善する。
また撮る。
この繰り返しです。動画発信で成果を出している工務店も、最初から上手だったわけではありません。多くの会社が試行錯誤を繰り返しながら少しずつ成長しています。「うまく話せるようになったら始めよう」ではなく、「始めるからうまく話せるようになる」そのくらいの気持ちでチャレンジしてみてください。
時間がない、編集できない場合はどうする?
ここまで読んで、「やった方がいいのは分かるけど、そんな時間がない」と思った方もいるかもしれません。実際、工務店は忙しい仕事です。お客様との打ち合わせや現場確認、見積作成、業者とのやり取りなど、日々やることはたくさんあります。
その中で動画撮影やSNS更新の時間を確保するのは簡単ではありません。しかし、少し厳しい言い方をすると、「時間がない」のではなく、「時間を作っていない」というケースも少なくありません。
SNS集客をやるなら時間は作るしかない
ホームページを作る時も、見学会を開催する時も、チラシを配る時も時間と費用がかかります。YouTubeやInstagramも同じです。
集客のために取り組むのであれば、それ相応の時間を確保する必要があります。もし本当に集客を強化したいのであれば、
- 月に1本動画を撮る
- 毎週30分だけSNSの時間を確保する
- スタッフで役割分担をする
など、まずは無理のない範囲からでも時間を作ることが大切です。
逆に、優先順位が低いのであれば無理にやる必要はありません。中途半端に始めて更新が止まってしまうくらいなら、やらない方が良い場合もあります。大切なのは、「時間ができたらやろう」ではなく、「やると決めたから時間を作る」という考え方です。
編集ができなくても問題ない
もう一つよく聞くのが、「動画編集ができないから無理です」という声です。確かに、編集作業にはある程度の知識や時間が必要です。しかし、今は編集ができなくても動画発信は十分可能です。
最近では、
- 動画編集会社
- フリーランスの編集者
- SNS運用代行会社
など、多くの外注先があります。撮影だけ自社で行い、編集は外部に依頼するという方法も珍しくありません。
工務店がやるべきことは編集ではない
考えてみてください。お客様が知りたいのは、
- 現場での経験
- 家づくりの知識
- 間取りの考え方
- 住宅ローンのアドバイス
など、工務店だからこそ話せる内容です。編集技術ではありません。もちろん編集が上手なことに越したことはありませんが、それ以上に重要なのは「何を伝えるか」です。
動画編集は外注できますが、工務店としての知識や経験は外注できません。だからこそ、自社でしか発信できない情報を届けることに集中した方が良いでしょう。
完璧な環境が整うのを待たない
「時間がない」
「編集ができない」
「機材がない」
こうした理由で動画発信を先延ばしにしている工務店も少なくありません。しかし、多くの場合、始める前から完璧な環境を求めすぎています。最初はスマートフォンで撮影するだけでも構いません。編集も最低限で十分です。
大切なのは、まず1本目を公開することです。動画発信で成果を出している工務店も、最初から理想的な体制が整っていたわけではありません。できることから始めて、少しずつ改善していく。その積み重ねが、将来の集客につながっていきます。
大切なのは「何を発信するか」より「誰の悩みを解決するか」
ここまで、工務店がYouTubeやInstagramで発信すべきコンテンツについてご紹介してきました。ルームツアー、会社紹介、ノウハウ動画など、発信できる内容はたくさんあります。しかし、実は一番大切なのはコンテンツの種類ではありません。「誰のどんな悩みを解決するのか」を考えることです。
発信内容に迷ったらお客様の顔を思い浮かべる
動画のネタを考えていると、
「何を投稿すれば再生されるだろう?」
「どんな動画ならバズるだろう?」
と考えてしまいがちです。もちろん再生回数が伸びることは悪いことではありません。しかし、工務店のSNS運用で本当に重要なのは、家づくりを考えているお客様に役立つ情報を届けることです。
例えば、
- 土地探しで悩んでいる人
- 住宅ローンが不安な人
- 平屋か二階建てか迷っている人
- 収納計画に悩んでいる人
こうした人たちの悩みに答える発信は、派手ではなくても確実に価値があります。
会社が言いたいことと、お客様が知りたいことは違う
工務店はどうしても、
- 自社の強み
- 性能の高さ
- 受賞歴
- 技術力
を伝えたくなります。もちろんそれらも大切です。しかし、お客様が知りたいのは、その性能や技術によって自分たちの暮らしがどう良くなるのかです。
例えば、「UA値0.4です」と言われても、家づくりを始めたばかりのお客様にはピンとこないかもしれません。
それよりも、
「冬でもエアコン1台で暖かく過ごせます」
「光熱費を抑えながら快適に暮らせます」
と伝えた方が、お客様には分かりやすく伝わります。発信する際は、常にお客様目線で考えることが大切です。
SNSは売り込む場所ではなく信頼を積み重ねる場所
YouTubeやInstagramを見たからといって、すぐに問い合わせが来るとは限りません。しかし、
- この会社は分かりやすく説明してくれる
- 家づくりに詳しそう
- 信頼できそう
- 相談しやすそう
という印象は少しずつ積み重なっていきます。そして、家づくりを本格的に考え始めたとき、「そういえば、あの工務店の動画が分かりやすかったな」と思い出してもらえることがあります。SNSの役割は、今すぐ契約を取ることではなく、将来のお客様との信頼関係を築くことでもあるのです。
まずはお客様からよく聞かれることを発信してみよう
もし何を発信するか迷ったら、難しく考える必要はありません。営業担当や設計担当、現場監督に聞いてみてください。「最近、お客様からどんな質問をされた?」その答えが、そのまま動画ネタになります。
お客様から何度も聞かれる質問は、多くの人が知りたいと思っている情報です。まずはその悩みに答えることから始めてみましょう。YouTubeやInstagramで成果を出している工務店に共通しているのは、特別な撮影機材を持っていることでも、話し方が上手なことでもありません。お客様が知りたいことを発信し続けていることです。
何を発信するかで悩んだときは、「この動画は誰のどんな悩みを解決するのか?」を考えてみてください。その視点を持つだけで、発信するべき内容は自然と見えてくるはずです。
まとめ
いかがでしたか?YouTubeやInstagramで何を発信すればいいのか分からず、なかなか一歩を踏み出せない工務店も少なくありません。しかし、お客様が知りたいことを基準に考えると、発信するべき内容は意外と身近なところにあります。
ルームツアーや会社紹介、お客様からよくいただく質問への回答など、まずはできるところから始めてみてください。最初から完璧な動画を作る必要はありません。大切なのは、お客様の悩みに寄り添いながら情報を発信し続けることです。
ゴッタライドでは、工務店・住宅会社に特化したホームページ制作やWEB集客支援を行っています。これまで多くの工務店様の集客支援を行う中で、「SNSを頑張っているけど問い合わせにつながらない」「YouTubeを始めたいけど何を発信したらいいか分からない」「ホームページとSNSをどう連携したらいいか分からない」といったご相談を数多くいただいてきました。
SNSは投稿することが目的ではありません。ホームページやSEO、YouTube、Instagramなどを組み合わせながら、見込み客との接点を増やし、最終的に受注につながる仕組みをつくることが重要です。
ゴッタライドでは、住宅業界専門だからこそ分かる集客ノウハウをもとに、ホームページ制作だけでなく、SEO対策やSNS活用、コンテンツ企画までトータルでサポートしています。
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「今の発信方法で良いのか相談したい」
「WEB集客全体を見直したい」
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