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工務店が集客で成功するInstagramの運用方法!
公開日:2022/11/22
最終更新日:2024/10/15
こんにちは。
工務店、リフォーム会社のホームページ集客支援のゴッタライドです。
「Instagramを一生懸命投稿しているけど、フォロワーが一向に増えない!」
「Instagramで集客が増えているのか実感がない…」
とInstagramの運用でかなり苦戦している工務店さまのお悩みをよく耳にします。
Instagramは集客で必須だと言われているけど、
本当に集客の役に立つのか、どうやったら集客に成功するInstagramにすることができるのか、
元 工務店広報が実際に集客で成功した、投稿頻度や投稿のやり方をご紹介しながら、今回は徹底解説します!
最後までご覧ください!
インスタが工務店の集客に効果的な理由
Instagramを使って、施工事例やルームツアー、おもしろ動画などをアップする工務店が増え、Instagramの集客が定着してきました。
すてきな木の家の施工事例と、ルームツアーでフォロワー13万人以上のエコワークスさんや、会社のPRのため、部下の料理を食べる動画を発信し、一躍有名になっている建築会社の(株)リンクロノヴァながの社長など、SNSでヒットし、集客に成功している会社が数多く見受けられますね。
インスタで集客に成功している会社になりたい…と願う工務店さまへ、まずは、なぜ工務店の集客で、Instagramが効果的であるのか、Instagramのメリットを踏まえながらご紹介します。
インスタで情報取集する人が増えているから
検索エンジンを使って情報収集するよりも、InstagramなどのSNSを使って情報収集をする人が増えてきました。そのため、Instagramの情報をもとに、どの工務店にしようか、どんな家を建てようか検討しているユーザーが増え、Instagramが購買意欲の高いユーザーが集まりやすいプラットフォームになっています。
購買意欲の高いユーザーにアプローチすることで、より多くの潜在顧客を獲得できるため、Instagramは集客に効果的だと言われています。
ユーザーとコミュニケーションがとれる
Instagramには、
DM(ダイレクトメッセージ機能)やコメントがあり、直接やり取りができるメリットがあります。
投稿に対してコメントしてくれたユーザーに対して、丁寧に返事をしたり、回答することにより、ユーザーからの信頼感が高まり、ファン化にもつながります。また、DMで直接見学会のURLを送ったり、画像を送ることで、ホームページに誘導して集客をすることもできます。
ただし、あまりDMで宣伝をしすぎてしまうと、逆に怪しまれてしまうため、ほどほどにしておきましょう。
ユーザーにダイレクトに商品紹介できる
Instagramの特徴は、写真や動画で、商品や会社を魅力的に伝えることができることです。
文章だけだと、たとえいい家づくりをする工務店であっても、会社の魅力が伝わりにくく、想像もしにくいですが、キレイな家の写真や、いい感じの動画を見れば、直感的にいいなと思ってくれやすいです。
写真や動画を見て、興味を持った場合、キャプション部分(文章)を読み、さらに興味関心が高まれば、アカウントのホームに飛び、さらに気になる人は、プロフィールにあるリンク先へ飛ぶという流れがあります。
これにより、Instagramは写真や画像でユーザーを惹きつけ、集客につなげることができるのです。
手軽に広告を配信できる
Instagramには、広告配信機能も備わっています。
広告バナーをつくって、広告を配信することもできますが、過去に、反応がよかった投稿を、そのまま広告として配信することもできます。過去の投稿を広告として配信すると、広告臭がなく、自然にアピールすることが可能です。
また、費用も数百円から広告配信できるため、比較的手軽にやりやすく、はじめやすい集客方法です。
多彩なアプローチでリーチを広げられる
Instagramの機能には、多彩で充実した機能が備わっています。
Instagramの機能の詳細については、こちらのブログで詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
https://www.gotta-ride.com/blog/2755.html
通常の投稿から、24時間で消えるストーリー投稿、短い動画をアップできるリール、商品ページに誘導できるショッピング機能など、さまざまな機能があります。これらの機能を複数使うことで、より多くのユーザーに情報を届けることができるので、まだ普通の投稿しかやったことがない工務店は、さまざまなインスタの機能に手を付けてみて挑戦してみてください。
インスタを始める前にすべきこと
Instagramで集客をするためには、ただ投稿をすればいいというわけではありません。Instagramを運用する前に、目的やゴール設定をしっかりすることが重要になります。
「1万人フォロワー獲得」「リール動画1万回再生獲得」というゴール設定をされる工務店がいるかと思います。間違いではありませんが、このゴールだと、集客にどれくらい結びついたのかがよく分かりません。1万人フォロワーがいたとしても、家を建てない、企業関係者や知らない外国の方などがほとんどだと、意味がありません。
ですので、Instagramで集客を成功させるためには、まず、「なんのためにInstagramをやるのか」「誰に見てほしいのか」を明確にしましょう。
例えば、こちらはゴッタライドのホームページで、ソーシャル(Instagram)からの流入数をピックアップした表です。 ゴッタライドのInstagramは、ホームページへ流入させることを目的として、2022年4月以降からInstagramの運用を見直しました。
去年よりも数値が向上しているので、目標達成ではありますが、まだ数字が低いため、67という数字を、100・200・300へと伸ばすためには、どうしていくかという戦略を立てています。
工務店であれば、例えば、Instagramを見た人が、どれだけ資料請求やイベント予約をしたのかという集計から、Instagramがどれくらい集客に貢献しているのか、計測することができます。
Instagramからの反響を0から1へ、1から10へ…と数値を伸ばしていくために、どんな戦略をたててInstagramを運用していくのか、明確に目的とゴールを決めていきましょう。
集客に成功するインスタの具体的な運用方法
では、具体的に、工務店が集客で成功するためのInstagramの運用方法やポイントをご紹介します。Instagramは常に、新しい機能が搭載されたり、アルゴリズムが変更されたりするので、必ずしもこれからご紹介する方法が、結果に結び付くとは限りませんが、ぜひ参考に見ていただけたらと思います。
最適なInstagramの投稿頻度や時間帯は?
まず、Instagramの集客で最適な投稿頻度と時間帯をご紹介します。
投稿頻度
投稿頻度で一番いいのは、毎日1投稿と、ストーリー投稿をすることです。毎日投稿も賛否両論ありますが、元 工務店広報の経験上、毎日投稿が集客に少なからず影響しているかなという実感はありました。
なぜ毎日投稿をする必要があるのかというと、Instagramは、更新されたものから順番に投稿が並び、更新されないと下へ埋もれてしまい、見られる可能性が低くなります。更新頻度を高めて露出を増やすことで、認知されやすく、アカウントが成長し、集客にもつながります。
また、投稿と一緒にストーリー投稿をすることによって、リーチが広がるので、通常の投稿とリールを合わせて行うことをおすすめします。
投稿時間
更新する時間帯は、そのアカウントがよく見られている時間帯に投稿するのが1番です。 工務店のInstagramアカウントをフォローしている人は、ほとんどが仕事や家事・育児をしている20代〜30代の女性です。 この女性たちの生活習慣を考えると、朝の通勤時間である7時〜8時頃・帰りの帰宅時間である17時〜18時頃・就寝時間前の20時〜22時頃に、Instagramをチェックするという習慣があります。このブログを読んでいるあなたも、Instagramをチェックする時間帯がルーティン化しているかもしれませんね。
これらのゴールデンタイムに、投稿をすることによって、さらに投稿が上の方に表示され、見られやすくなります。また、Instagramのインサイト機能から、自社のアカウントがよく見られている時間帯が出てくるので、それらを基に、投稿時間を決めてみるといいですよ。
補足ですが、他の業務が忙しくて、毎日投稿がむずしい、夜の時間に投稿するのは無理…という方は、
予約投稿ができるツールがあるので、使ってみるのもいいかと思います。
詳しくはこちらのブログをご覧ください。
https://www.gotta-ride.com/blog/2863.html
最適な投稿枚数は?
Instagramでは、1つの投稿で、最大10枚までの画像をアップロードすることができます。工務店の場合、投稿する内容によって、1枚だけの投稿にするか、複数の写真をアップするカルーセル機能を使うか、使い分ける必要があります。
1枚投稿
施工事例として、家の外観や内観を見せたい場合には、1枚だけ投稿することがおすすめです。
家の外観、リビング、キッチン、お手洗いと、家の様々な部分をカルーセル機能で投稿してしまうと、
最後までスクロールせず見られない可能性があるため、1つ1つ分けて投稿することをおすすめします。
複数枚投稿(カルーセル機能)
キッチン事例まとめ集、水回り事例まとめ集、ヴィンテージ風事例まとめ集などというように、
あるカテゴリーでまとめられたものを投稿する際には、複数枚一緒に投稿するといいです。
「○○まとめ集」と題して投稿することにより、家づくりを検討している人の、家づくりの参考になり、あとでゆっくり見返すために、保存をされやすくなります。
最適なハッシュタグ#の付け方は?
最近は、「ググる」よりも「タグる」が増えているそうですね。「タグる」というのは、ハッシュタグ#で、気になるキーワードを検索し、情報収集をするということです。
「タグる」で自社の投稿を見つけてもらうために、#○○工務店 #家づくり #木の家 など、投稿にハッシュタグ#をつけて投稿している工務店がほとんどですが、一体どんなハッシュタグ#を、何個つければいいのかよく分かっていない方のために、最適なハッシュタグ#について解説します。
そもそもハッシュタグ#ってどんな役割?
TwitterやFacebookよりも拡散されにくいInstagram。ですが、このハッシュタグ#を付けることによって、フォロワー以外の人にも投稿を見つけてもらい、拡散されやすくなります。
ハッシュタグ#をたどりながら、情報を探す「タグる」が広まっているため、Instagramの投稿を拡散させるためには、欠かせない存在となっています。
ハッシュタグ#の選び方
Instagramのハッシュタグ#は最大で30個までつけることができます。適当にハッシュタグ#を付ければいいというわけではなく、ターゲットにより見つけてもらえ、これから家を自社で建てるであろう人に最適な、ハッシュタグ#を付ける必要があります。
ハッシュタグ#の付け方として、ハッシュタグボリューム数を目安に、大・中・小とバランスよく付けていくことが重要です。
ハッシュタグ#大
ハッシュタグ#の大は、世間的に広く認知されているキーワードや関連する単語です。ボリューム目安は、だいたい100万以上です。 例えば、#家づくり #木の家 #平屋 などです。 #○○好きさんと繋がりたい というハッシュタグを大として入れることがあるかもしれませんが、工務店がこのハッシュタグを入れるのは、あまりいい印象がもたれないので、避けましょう。
ハッシュタグ#中
ハッシュタグ#の中は、投稿に関わるキーワードです。ボリューム目安は、だいたい1万~10万くらいでしょう。 例えば、#キッチン照明 #ウッドデッキのある暮らし #土間リビング などです。 ボリューミー中のハッシュタグでは、投稿したものが一体なんなのかをハッシュタグ#で伝えることが重要です。
ハッシュタグ#小
ハッシュタグ#の小は、アカウントに関わる単語を入れましょう。 ボリューム目安は、だいたい1~1,000くらいです。 例えば、#会社名 #商品名 #モデルハウス名 などです。 共感を促す言葉や、独自のハッシュタグがあることによって、お施主様やユーザーが、同じハッシュタグをつけて、そのハッシュタグが1つのコミュニティのように機能することもあります。
最適なストーリー投稿は?
通常の投稿はできても、ストーリー投稿までなかなかできないし、何を投稿すればいいのかわからないという工務店が多いかもしれませんね。通常投稿と一緒に、どんなストーリーをアップすればいいのかをご紹介します。
通常投稿の告知
通常投稿から、紙飛行機のマークを押すと、その投稿がストーリーに表示されるようになります。投稿をより多くの人に見てもらうため、新しい投稿をしたと認知させるために、ストーリーを動かすといいでしょう。
ホームページへリンク
ストーリーのなかには、ホームページへリンクできるスタンプ機能があります。 以前Instagramでは、フォロワー1万人以上でないと、ホームページへのリンクが表示できなかったのですが、今は、フォロワー数関係なく、ホームページへリンクできるスタンプが使えるようになりましたので、ぜひ今日から取り入れてみてください。
ホームページで施工事例やブログを更新した際に、ストーリーで画像とリンクスタンプを載せることで、リンクスタンプに載せたページの流入数が増えるので、おすすめです。
現場やイベント会場の様子
Instagramのストーリーは、24時間で投稿が消えてしまうという性質から、投稿内容は、まさに今、この瞬間起きていることを投稿する傾向があります。
建築中で大工さんが断熱材を詰めている現場の様子や、見学会を開催している現場の様子などをストーリーで投稿すると、より親近感がわき、会社に対して興味関心が高まり、フォロワーが増えたり、お問い合わせがくるようになったりします。
Instagramを運用しているのは、工務店の広報担当者の方がほとんどだと思います。現場に行けるときには、自ら足を運んで動画や写真を撮って投稿するのがおすすめですが、忙しくて行けない場合には、現場監督や営業の方にお願いして、写真や動画を撮ってもらうようにしましょう。
ハイライトのため
Instagramにはハイライトという機能があります。ハイライトは、投稿したストーリーをプロフィール上に掲載することができる機能です。 平屋でまとめたハイライトをつくったり、モデルハウスや展示場ごとのハイライトをつくったり、カテゴリー分けするとより見やすくなります。 また、資料請求やお問い合わせ、質問コーナーのハイライトをつくると、ホームページからのコンバージョンが高まる傾向にあるので、ぜひ取り入れてみてください。
今までの投稿をまとめられる「まとめ投稿」ってなに?
Instagramには、まとめ投稿という機能が備わっています。自分の過去の投稿や他のユーザーの投稿をまとめられるという機能です。 工務店がまとめ機能を使うやり方としては、過去に投稿した施工事例で、水回りや外観、リビングなど、家の部分で投稿をまとめておきたいという場合に使ったり、お施主様がInstagramに投稿した内容をまとめておくという使い方がスタンダードかと思います。 まとめ投稿は、投稿のほか、「場所」「商品」というタイプを選択でき、特定の場所に関する投稿をまとめたり、ショッピングタグが付いている投稿をまとめたりすることもできます。 まとめ機能を活用することで、よりユーザーが求めている情報が整理されて見やすくなり、興味関心が高まるので、ぜひ取り入れてみてください!
難易度が高い?最適なリール投稿とは
最後にご説明するのが、Instagramのリールです。
リールというのは、最大で90秒の動画を投稿することができる機能です。音楽に合わせて、写真や動画を組み合わせてお洒落な動画にしたり、TikTokやYouTubeのような面白い動画を投稿しているものもあり、ジャンルはさまざまです。
リールは静止画ではなく、動画ですので、普通の投稿よりも難易度が高いです。しかも編集や撮影に、手間と時間が必要です。「動画のセンスないし…」「忙しくてやってられないし…」とリールを避けている工務店の方はもったいない!
リールを投稿している工務店と、そうでない工務店とでは、お客様からの印象がだいぶ変わり、集客にも影響しますので、ぜひ取り組んでみてください。
それでは、工務店がInstagramのリールを使ってどんな内容を投稿すればいいのかをご紹介します。
ルームツアー
Instagramで集客に成功している工務店がほぼやっているのは、リールでルームツアーを投稿することです。
90秒ではルームツアーできないよと思うかもしれませんが、編集で倍速にしたり、見せたい部分だけカットしてつなげたりすることで、うまくまとめることができます。
写真だけでは、伝わらない実際の家のサイズ感や、質感、空気感が動画だとより伝わり、家づくりの間取りの参考や、家のテイスト等の参考に保存するユーザーが多いので、リールでは、ルームツアーを投稿しましょう。
現場
家が完成してからの内観や外観は、よく見ることができますが、建設途中の現場の様子は、ご近所やお施主さまでない限り見ることができません。
家を建てる会社を選ぶお客様は、家を建てている過程や作業環境などを気にする人が多く、また、家がどのように建てられているのか気になる人も多いため、現場の様子をリールで投稿するといいでしょう。
見学会場やモデルハウスの案内
営業マンが登場し、実際のお客様を案内するように、家の説明をする動画をリールに投稿するのもいいでしょう。
どんな営業マンがいるのか、どんな風に案内してくれるのかが分かるので、自社で家づくりを検討しているお客様に安心感を与えたり、契約につながる要因にもなります。ぜひリールで投稿してみてください。
その他
会社の認知度を高めたい!バズりたい!という工務店では、TikTokやYouTubeのショートで流れてくるような、「会社で料理作ってみた!」「○○の恰好で通勤してみた!」「○○踊ってみた!」などの動画をリールで投稿するといいかもしれません。
家づくりとは全く関係のない動画を投稿することで、バズれば認知度は高まりますが、なんの会社か、どんな家を建てているのかは分かりにくいので、アカウントを使い分けて投稿するのがいいでしょう。
まとめ
工務店が集客で成功するInstagramの運用方法について解説いたしました。
- インスタが集客に最適な理由
- インスタを始める前にすべきこと
- 集客に成功するインスタの運用方法
Instagramは、今日すぐやって結果が出るものではありません。毎日コツコツ投稿し、運用した結果が、1年後3年後に実を結びます。できないからといってすぐにあきらめず、続けることが一番重要です。
新しいことを始めることはかんたんですが、続けることはとても難しいので、どの工務店も諦めてしまうのですが、ここで諦めない工務店が、集客で成功する工務店となります。ぜひ諦めずにInstagram運用を続けていきましょう!
ゴッタライドでは、Instagram運用に関するご相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。