| エリア | 千葉県 | 
|---|---|
| 会社名 | 有限会社田中住プランニング 様 | 
| 従業員数 | |
| 事業内容 | |
| 支援内容 | |
| URL | https://www.tanaju.jp/ | 
                抱えていた悩み
                        ・最新情報を発信できない
・営業もウェブも苦手
・高気密高断熱で差別化できない
                      
                成果・解決したこと
                        ・自社更新できる仕組みを構築
・「無料相談」導線を明確化
・人柄や信頼感が伝わるデザインに
                      
高気密高断熱の強みが伝わりづらい
田中住プランニング様は、全棟気密測定を行う高性能住宅を強みとして、長年地域で信頼を積み重ねてきました。しかし、近年は性能を訴求する工務店が増え、「高気密高断熱=当たり前」の時代に。「性能の高さは伝わるが、なぜ田中住プランニングなのか」が明確に打ち出せない状態でした。
更新しづらいサイト構造で、情報発信が滞っていた
既存のホームページは5年前に制作したもので、施工事例やお知らせを更新するにも制作業者への依頼が必要な構造。忙しい現場業務の合間では運用が難しく、最新の施工事例や取り組みを十分に発信できていませんでした。
営業が苦手で、Web以外の集客手段が限られていた
社長自ら営業を担っているものの、訪問営業やイベント集客は苦手分野。チラシや広告などへの投資もほとんど行っていなかったため、ホームページが唯一の集客チャネルでした。その一方で、無料相談や見学会などへの導線が弱く、見込み客との最初の接点をつくりにくい状況が続いていました。
反響を生む導線を再設計。性能と安心感が伝わる構成へ
まずは現状のアクセス動向とCV導線を分析し、「無料相談会」や「お問い合わせ」への誘導を明確化。単に施工事例を並べるのではなく、“なぜこの会社に頼むのか”が伝わる導線構成を重視しました。高気密・高断熱という技術的な強みだけでなく、代表・田中様の人柄や提案スタンスが伝わるよう、施工ストーリーやお客様の声を通じて、安心感と信頼性を訴求しています。
WordPressで社内更新が可能な仕組みに
更新作業が外注頼みになっていた旧サイトを一新し、WordPressで自社更新できる構造へ変更。施工事例・お知らせ・相談会ページをカスタム投稿化し、社長ご自身でも簡単に情報発信ができるように設計しました。また、公開後の修正や追加もスムーズに行える管理画面設計とし、“継続して育てられるホームページ”を実現しています。
性能訴求から「暮らし提案型」へ。メッセージを再定義
「高気密高断熱」だけに偏らず、暮らし方・心地よさを伝えるトーンへ刷新しました。“性能はもちろん、住む人の想いに寄り添う設計”を軸に、これまでの職人気質な印象をやわらげ、相談しやすい住宅会社というブランディングを強化。
ホームページのビフォーアフター
Before
                            after
                                
                                自社で更新できるようになり、運用フェーズがスタート
リニューアルによって、施工事例や相談会などを社長ご自身で更新できるようになったことが、最も大きな変化です。これまで外部業者に依頼していた情報更新が、社内で完結できるようになり、最新の取り組みや施工実績をスピーディに発信できる体制が整いました。“ホームページを育てていく”という意識が社内に芽生え、今後の運用につながる基盤ができています。
性能だけでなく「人柄」と「信頼感」が伝わるサイトへ
新しいサイトでは、田中住プランニング様の誠実な人柄や丁寧な仕事ぶりが伝わるコンテンツ構成に。写真・言葉・導線のすべてを通じて、「技術があるだけでなく、安心して任せられる会社」という印象が伝わるデザインに仕上がりました。これにより、同地域内での性能重視型工務店との差別化が進みました。
反響はまだ少ないが、今後に向けた育成期へ
リニューアル後は、アクセス数・反響ともにまだ立ち上げ段階ですが、「無料相談」や「お問い合わせ」への導線が整理され、CV計測の体制が整備されました。
 
今後は、ブログや施工事例を継続的に発信することで、自然検索からの流入拡大と、来年以降の反響増加が期待されます。すぐに結果が出るタイプのサイトではないからこそ、“継続的に育てて成果を積み上げる”第一歩が確実に踏み出されています。
「集客の拠点」としての役割を果たす準備が整った
事業内容を整理し、田中住プランニング全体のブランドを統一的に伝えるサイト構造を確立しました。現時点では数字よりも、“発信できる土台が整ったこと”が最大の成果です。施工実績の追加に合わせて、検索流入・反響・来場の3軸での成果拡大を見込んでいます。