| エリア | 鹿児島県 | 
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ウッドバンク 様 | 
| 従業員数 | |
| 事業内容 | |
| 支援内容 | |
| URL | https://www.woove-haus.com/ | 
                抱えていた悩み
                        ・注文住宅と規格住宅の情報が混在
・価格や仕様が伝わりづらい
・Webの受け皿がない
                      
                成果・解決したこと
                        ・規格住宅ブランドを独立化
・シンプルでわかりやすいHP設計
・Web経由で少しずつ反響が発生
                      
注文住宅と規格住宅の訴求が混在し、ターゲットがぼやけていた
これまでウッドバンク様は、注文住宅を中心に家づくりを展開してきました。しかし、新たにスタートした規格住宅ブランド「ウーブ(WOOVE)」は、価格帯やターゲットが異なるため、同じホームページ内で紹介しても、ユーザーに伝わりにくいという課題がありました。
 「手の届く価格で自然素材の家を建てたい」という若年層と、「自由設計で理想の家を建てたい」という層が混在し、結果としてどちらの層にも響きづらい状況に陥っていました。
“材木屋がつくる家”という強みが、十分に伝えられていなかった
ウッドバンク様は、九州でも珍しい自然乾燥材を自社工場で加工できる技術力を持つ会社です。しかし、注文住宅のページの中では「構造や素材の魅力」が埋もれてしまい、ウーブとしての“コスパの良さ”や“自然素材の安心感”を独立したブランドメッセージとして打ち出せていませんでした。
 見込み客からも「どんな家が建つのか分かりづらい」「価格のイメージがつかみにくい」という声があり、ブランドとしての第一印象に課題を感じていました。
SNS・広告での露出が増えても、Webでの受け皿が不十分
Instagramや地元情報誌、地域ポータルなど、複数の媒体で露出は行っていたものの、リンク先となるホームページがないため、反響や問い合わせにつながる導線が確立していませんでした。
SNS広告で認知は広がっても、最終的に「どこから問い合わせすればいいのか」が分かりづらく、社内でも「せっかく広告を出しても、結果につながらない」という課題が上がっていました。ブランド立ち上げに合わせて、“ウーブ専用の集客拠点”を構築する必要性が高まっていました。
規格住宅ブランドとして独立。ターゲットを明確化したサイト設計へ
まず、注文住宅ブランド「ウッドバンク」とは完全に切り離し、規格住宅専用ブランドサイトとして「ウーブ(WOOVE)」を新規構築しました。
ターゲットを「20〜30代の若年層」「コストを抑えて家を建てたい層」に明確化し“わかりやすさ・安心感・選びやすさ”を軸にしたコンテンツ構成を設計。価格や間取りがすぐに分かるシンプルな導線をつくり、初回検討層でも安心して情報収集できる構造にしました。
ブランドの世界観を言語化し伝わるデザインに
ウーブの持つ“木のぬくもり・自然素材・手の届く価格”という価値を、デザイン全体で感じられるよう統一しました。また、ブランド名を「ウーブ(WOOVE)」に、ロゴ・ドメイン・デザイントーンを一貫させることで、ブランド認知のしやすさと検索性を高めました。
WordPressを導入し、社内で更新・運用できる仕組みを構築
今後の運用を見据え、WordPressを活用してイベント・モデルハウス・プラン情報を自社で簡単に更新できる構造を設計しました。担当者が迷わず投稿できるカスタム投稿機能を整備し、公開後もスピーディに情報を発信できる運用体制を実現。
また、SNSやポータルサイトからの流入を想定し、「見学会・相談会」などCVポイントに最短でアクセスできる導線設計を行いました。
公開後の運用支援と改善サイクルを仕組み化
公開後は、ゴッタライドによる隔月の運用コンサルティングを導入。アクセス解析レポートをもとに、ページ改修や広告施策の見直しを継続的に実施しています。
また、SNS発信を担当する広報スタッフがHP更新を担当することで、社内で完結できるWeb運用体制を確立。
                                
                                ブランドとしての認知が徐々に広がり、ターゲット層からの流入が増加
サイト公開後、ブランドとしての認知が徐々に広がり始めました。従来の注文住宅サイトでは届きづらかった20〜30代の若年層からのアクセスが増え、「ウーブってどんな家?」「価格帯を知りたい」といった検索経由の訪問も見られるようになっています。鹿児島エリアでの“規格住宅ブランド”として、スタート段階から着実に認知の土台を築いている状況です。
自社で更新できる体制が整い、発信スピードが向上
WordPressを導入したことで、イベント情報やモデルハウス情報の更新が社内で完結できるようになりました。これまで制作会社に依頼していた小さな修正や追加も、広報担当者がその場で対応できるようになり、新着情報をタイムリーに発信できるようになりました。公開から数か月で、「まずは自分たちで動かして育てていく」運用フェーズへと移行しています。
少ないながらも反響が発生。今後の集客基盤づくりへ
アクセス数はまだ多くないものの、公開後すぐに初回の問い合わせ・資料請求が発生。これまで“Webからゼロ”だった状態から、定期的に反響が生まれる状態へと進み始めています。PDCAを回しながら中長期的に成果を積み上げていくフェーズに入りました。
規格住宅ブランドとしての“独立した集客の土台”を確立
注文住宅と規格住宅を分けたことで、訴求メッセージが明確になり、ブランドごとの強みを活かした集客導線が構築されました。ウーブの価値が少しずつ地域に浸透し始め、今後は、イベント・モデルハウス・SNSと連動した複数チャネルからの反響獲得を目指します。