| エリア | 静岡県 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社 建設のマルモ様 |
| 従業員数 | |
| 事業内容 | |
| 支援内容 | |
| URL | https://marumohome.com/ |
抱えていた悩み
・自社らしさが伝わらない
・Web集客に限界を感じる
・経営の方向性がWebに反映されない
成果・解決したこと
・ブランドメッセージを統一
・反響が発生するサイトに
・Web活用が社内に浸透
Webからの反響が伸び悩む。展示場・チラシ頼みの集客構造
静岡市を中心に、高性能でデザイン性の高い注文住宅と規格住宅を展開していたマルモホーム様。モデルハウスやチラシ経由では安定した来場があったものの、ホームページからの反響は少なく、集客の多くをオフラインに頼る状態が続いていました。
Web経由で新しい層にリーチしたいという意欲はありながらも、成果を出すための仕組みが整っていないことが課題となっていました。
更新しづらいサイト構造と、社内運用の停滞
マーケティング部は設置されていたものの、既存のホームページは更新しづらく、イベント情報やSNS投稿などを十分に活かせない状況でした。「ブログを書きたいが、効果的なテーマ設定がわからない」「MAツールを導入しているが運用しきれない」といった声もあり、社内でデジタル施策を継続・改善できる体制が整っていないという課題も浮き彫りに。
そのため、今回のホームページリニューアルでは、「見た目のデザイン性」プラス「反響につながる導線設計と運用性の高さ」を重視する方向で進めることになりました。
CV導線を再設計。イベント・モデルハウスへの流れを明確化
まずはGoogleアナリティクスで現状のアクセスデータを分析し、コンバージョンの起点を「イベント」「モデルハウス」「来場予約」の3つに絞って再設計しました。これにより、訪問者が目的の情報に迷わずたどり着ける導線を整備。最終的な来場につながる導線を太くし、集客チャネルごとの成果測定もしやすくしました。
社内運用を前提にしたWordPress設計へ
ホームページリニューアルでは、WordPressを全面的に見直し、イベント・モデルハウス・スタッフ紹介などを専用のカスタム投稿化。誰でも迷わず更新できる入力フォームを用意し、「自社で運用できるサイト構造」を実現しました。
従来のように担当者のスキルに依存せず、社内でスピーディに情報発信できる仕組みに生まれ変わりました。
「親近感」と「検索流入」を両立するブログ戦略
SEO・自然検索対策として、ブログを「親近感発信型」と「検索流入型」の2軸で運用する方針を提案。社内の雰囲気や現場の様子を伝える記事と、ユーザーの検索ニーズを意識したお役立ち記事をバランスよく発信することで、信頼感の醸成とアクセス増の両立を図りました。
MAツールの見直しで、反響管理を効率化
これまで活用しきれていなかったMAツールを廃止し、新しいツールへの移行をサポート。フォームデータの自動連携により、問い合わせ・来場予約・資料請求などの反響情報を一元管理できる体制を構築しました。これにより、営業チームとの情報共有やフォローもスムーズになり、デジタル施策全体の精度が向上しました。
モバイルファーストデザインで、スマホ経由のCVを最適化
ユーザーの閲覧の多くがスマートフォンであることを踏まえ、モバイルファーストでデザインを再構築。ボタン位置やフォーム入力動線、読み込み速度などを細かく調整し、スマホ経由のコンバージョン率改善を実現しました。
また、見学会の住所を申込後にのみ通知するなど、セキュリティと利便性の両立にも配慮しています。
将来を見据えたSEO構造。建替え・リノベ分野も先行整備
現時点で実績が少ない「建替え・リノベーション」についても、将来的な検索流入を見越してページを先行的に制作。今後の実績追加や記事更新を見据えた“育てるサイト設計”とし、長期的なSEO強化の基盤を整えました。
ホームページのビフォーアフター
Before
after
スマホ経由の反響が増加。CVRも改善
モバイルファーストで再設計したことで、スマホからの見学会予約・来場予約が約1.5倍に増加。ページ内での離脱率が下がり、全体のCVRも着実に上昇しました。直感的に操作できるUIと、最短で申込完了まで進める導線設計が功を奏しています。
社内運用が自走化。発信スピードと質が向上
WordPressのカスタム投稿設計により、マーケティング部内での更新がスムーズに。イベントやブログをタイムリーに発信できるようになり、「自社で成果を出せる運用体制」が整いました。
また、MAツールの移行により、反響データの共有・分析も簡単になり、営業チームのフォロー速度が向上。以前は外部依存だった情報発信や分析が、社内で完結できる仕組みへと進化しました。
集客の“点”から“線”へ。反響を生む仕組みづくりへ
従来は展示場やチラシといった単発的な集客に頼っていましたが、今回のリニューアルを通じて、Webからの安定した反響獲得につながる“仕組み”が構築されました。イベント・モデルハウス・ブログ・SNSが有機的につながる導線設計により、長期的な集客力の底上げを実現。デザインを目的としたリニューアルではなく、成果に直結する運用型のサイトへと成長しています。